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マーティ・フリードマン選曲「楽曲派!」アイドル達が渋谷で競演/ライブレポート

MusicVoice 2016/11/9(水) 19:20配信

 マーティ・フリードマンが厳選した、アイドルグループ14組が参加したコンピレーションアルバム『楽曲派!-GAKKYOKUHA- selected by マーティ・フリードマン』の発売記念イベント『アイドル楽曲派!』が11月3日に、東京・渋谷のSOUND MUSEUM VISIONで開催され、同アルバム参加グループから「アフィリア・サーガ」「さんみゅ~」「CLEAR’S」「デスラビッツ」「まねきケチャ」が出演した。

■見習い天使 まねきケチャ

 この日、MCを務めたのは、CDジャケットにも起用されたお笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんとデスラビッツの神崎部長。オープニングはクロちゃんと神崎部長によるトークがおこなわれ、クロちゃんが「遊びながら、楽しんでください」とコメントして、イベントの幕は開けた。

 トップバッターは、この世界に“福”を招くために人間界に降り立った見習い天使の5人組、まねきケチャ。切なげなしっとりとしたイントロから「告白のススメ」を披露。ビートの効いたリズムが入るや否やとオーディエンスのパワフルな掛け声が響いた。5人によるまねき猫をモチーフにした振り付けが印象的。そして、目まぐるしく変わる展開に気が抜けない。藤川千愛の凛とした伸びやかな歌声が楽曲を引っ張り、中川美優、松下玲緒奈、宮内凛、藤崎真有香の歌声の個性でカラフルに彩った。

 MCではメンバーが好きなアイドル楽曲の話題で盛り上がった。そして、「ありきたりな言葉で」はメッセージを強く打ち出した楽曲で趣を変え、イントロで時計の針の音が響き渡り「タイムマシン」へ突入。イベントのコンセプトに相応しい楽曲たちを届ける。ラストは『楽曲派!』に収録された「きみわずらい」を披露。切ない恋心をリズミカルに表現し、トップバッターとしてイベントに弾みをつけた。

■“純白アイドル”さんみゅ~

 続いては“純白アイドル”さんみゅ~が登場。白いブラウスに赤と青のスカートでコントラストをつけた衣装で登場。ステージに爽やかな風を吹かせた「これが愛なんだ」でライブはスタート。80's正統派アイドルのような安心感のあるステージングでオーディエンスを魅了する。30代以上のオーディエンスにはノスタルジックな気分にさせ、若い世代には新鮮さを与えてくれた。多様化するスタイルの中、アイドルの王道路線で清々しいピュアなライブを堂々と展開。

 87年にリリースされた酒井法子の4枚目のシングル「夢冒険」をカバー。メリハリの効いた振り付けでダイナミックに表現。「ド直球な感じで届けていきたい」と西園みすず。「風のミラージュ」ではペンライトを持ったオーディエンスがメンバーと同じ振り付けで一体感を出していく。ラストは今作に収録された「純情マーメイド」を披露。「いろんな人に見つけてもらいたい楽曲」と語った同曲は、イントロでスカートの裾を手で持ち、ひらひらと優雅に踊るメンバーが印象的。心温まる優しい楽曲によって心が癒されるような空間が広がった。

 西園が「キュンキュンしてもらえましたか?」とオーディエンスに問いかけ、さんみゅ~のステージを終了した。ステージ終了後のクロちゃんとのトークコーナーでは、クロちゃんのリクエストでメンバーの野田真実が、1年前から封印しているという魔法を「ちらちらりー☆」と照れながらも披露した。

■お掃除ユニットCLEAR'S

 3組目は一風変わったコンセプトのお掃除ユニットCLEAR'Sが登場。日本全国9カ所に9組でボランティア活動をメインとしたグループ。今回は川越CLEAR'Sがパフォーマンス。1曲目は「愛と勇気のクリーンパワー」で元気にスタート。4つ打ちのバスドラムサウンドでダンサブルな楽曲で勢いつける。続いてメジャーデビュー曲「ビ・ビ・ビ・ビューティー!!!」で畳み掛ける。キビキビとしたダンスでオーディエンスを盛り上げていく。

 アイドルとしては珍しいというスカの楽曲「感謝ファンファーレ」では、所狭しと円を描くように走り回るメンバー。腕を振り上げアグレッシブでパワフルなステージングで盛り上げていく。モンキーダンスを取り入れた「ヨゴしたくないcry」とラストは「歌詞の深いメッセージ性にも注目してほしい。五感を使って聴いてほしい」と語った『楽曲派!』収録曲「答えしか知らないツライ」を披露。全身を使って楽曲を表現していく。最後に決めゼリフ「ポイ捨てはしちゃダメだよ」と投げかけ、オーディエンスの「ハーイ!」という元気な返事で終了した。

■JAPANESE DEATH POP デスラビッツ

 続いて登場したのは11月13日に、ラストライブを控えている異色ユニットのデスラビッツ。ダースベイダーのような威圧感のある風貌の神崎部長と女子高生3人組。オープニングナンバーは「なんで?」でスタート。可愛らしい、えみ・ゆず・かりんの3人の歌に部長のデスボイスが炸裂するナンバーに、会場はさらにヒートアップ。定番のPPPHや<なんで?>の合いの手もバッチリ決めるオーディエンス。

 「JAPANESE DEATH POP」を掲げ、平均年齢15歳とは思えないキレのある振り付けと、ラウドなサウンドにキュートな歌というギャップで魅了していった。MCでは部長の自己紹介で会場から“帰れコール”が起きるなど、普通のアイドルのステージではなかなか見れない展開で楽しませる。

 続いての「2nd Attack」は<にゃんこ 子にゃんこ 大にゃんこ×3 猫大好きー!♪>とまさかの猫推しで攻める。そして、今作に収録された「うさぎの気持ちLong」では、プログレを感じさせる予想ができない、良い意味で節操のない展開。ラストは「お祭りJAPAN!!告白Night」でまさにお祭り騒ぎのような盛り上がりで締めた。

■魔法学院 アフィリア・サーガ

 大トリを務めるのは学院型ガールズボーカルユニットのアフィリア・サーガ。ファンタジックなSEの中、ステージに登場した12人のメンバー。衣装は「Never say Never」で当時着ていたもの。ステージは「ニーハイ・エゴイスト」で幕開け。12人による息のあったダイナミックなステージングで、序盤からアクセルを全開に踏み込んでいく。

 続いての「Lost In The Sky」では、切ない愛の詩をメロディアスなアッパーチューンに乗せて届け、オーディエンスのテンションもマックスに。

 そして、『楽曲派!』収録曲「Never say Never」へ。全力でパフォーマンスをする彼女たちの姿は観るものを惹きつける。この楽曲ではアフィリア・サーガの中でも最長のギターソロがあり、メンバーの足をギターに見立てたパフォーマンスで盛り上げる。12人がフォーメーションを入れ替えながら熱いライブを見せる。

 「セピア」ではシリアスさとキュートさが混じり合った空間を作り、クロちゃんの推し曲だというラスト「飛行実習~Learn To Fly~」では、背中を押してくれる“胸キュン”な気持ちを与えてくれた。全5組が出演した「楽曲派!-GAKKYOKUHA- selected by マーティ・フリードマン」のCD発売記念イベントの幕は閉じた。

(取材・村上順一)

■セットリスト

まねきケチャ

1.告白のススメ
2.僕が僕を
3.ありきたりな言葉で
4.タイムマシン
5.きみわずらい

さんみゅ~

1.これが愛なんだ
2.夢冒険
3.僕はココにいる
4.風のミラージュ
5.純情マーメイド

CLEAR'S

1.愛と勇気のクリーンパワー
2.ビ・ビ・ビ・ビューティー!!!
3.キラリ☆NiPPON
4.感謝ファンファーレ
5.ヨゴしたくないcry
6.答えしか知らないツライ

デスラビッツ

1.なんで?
2.お洒落キャパ部長と歪み
3.2nd Attack
4.うさぎの気持ちLong
5.お祭りJAPAN!!告白Night

アフィリア・サーガ

1.ニーハイ・エゴイスト
2.Lost In The Sky
3.Never say Never
4.Jumping
5.セピア
6.飛行実習~Learn To Fly~

最終更新:2016/11/9(水) 19:20

MusicVoice

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