ここから本文です

大谷翔平の今オフメジャー電撃移籍は消滅?!米メディアが移籍時期を分析

2016/11/15(火) 10:32配信

THE PAGE

 強化試合での驚愕の東京ドーム天井直撃弾まで米国メディアが報道するなど、日ハムの大谷翔平(22)がいつメジャーに移籍するのかの注目度が、全米を巻き込んでヒートアップしているが、米国の野球専門誌、ベースボールアメリカの電子版が、14日(日本時間15日)、「大谷翔平選手は、少なくとも2017年以降しかメジャーリーグに移籍しないのではないか」という分析結果を伝えた。
 
 2021年まで海外FA権を有しない大谷がメジャーに移籍するためには、所属球団の日ハムの了承を得て日ハムがポスティングシステムを使わねばならないが、同誌によると、実は大谷や日本ハム球団の決断の有無の事情でなく、メジャーリーグの労使協定で、球団ごとに海外のFA選手への「ボーナスプール」と言われる契約金合計額が定められているためだという。

 記事によると、この球団ごとに定められている海外FA選手は、23歳以上か、メジャーリーグが認識している他国のプロ野球リーグで5年以上のキャリアのある選手に適用されるもので、その条件を満たさない選手には、「ボーナスプール」という契約金合計額の規則に沿う必要があり、またその場合は、メジャー契約は認められず、契約金は得られるがマイナー契約を結ぶことになるという。

 同誌は「今シーズンオフのメジャーでは、FAする大物先発投手が少ないことも大谷が注目されている理由だが、大谷はまだ22歳であり、日本のプロ野球年数も4年であることから、海外FA選手の規則が適用されるだろう」と解説し、今オフのメジャー移籍が現実的でないと結論づけた。

 ただ、現行の労使協定は、今年の12月1日で有効期間が終了する。新しい労使協定では、23歳以下の海外FA選手の獲得ルールが変わる可能性もあるが、現行の規則が引き継がれるならば、状況は変わらない。

 同誌は、「万が一、大谷が23歳未満、国際プロ選手5年未満のままにメジャーに来る場合は、獲得する球団側も不利になるケースがある」という見解を示した。
 
 同誌は、割り当てられた海外FA選手の契約金合計のうち、すでに超過している球団や、すでに多くを使っている球団が多いため、今オフに大谷がメジャー球団と契約する場合には、30万ドル(約3000万円)以上を支払うことができないチームが10球団もあると伝えた。この10球団は、ヤンキース、レッドソックス、レイズ、ダイヤモンドバックス、エンゼルス、ドジャース、カブス、ジャイアンツ、ロイヤルズ、ブルージェイズで、同誌は、「大谷が日本で得ているより低い報酬であることに同意しない限り、これらの10球団は不適当ということになる」と分析している。
 確かに10年200億円とも300億円とも噂されている金額とかけはなれた条件での移籍を日ハムが容認することはありえないだろう。

 2015年には、レッドソックスがキューバのヨアン・モンカダ選手と契約。このときには契約金が3150万円と言われており、レッドソックスの契約金合計を超過。レッドソックスは、モンカダへの契約金と同額の罰金を科されたという経緯がある。
   

1/2ページ

最終更新:2016/11/15(火) 18:35
THE PAGE

スポーツナビ 野球情報