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Twitterが誹謗中傷や差別ツイートの取り締まりスタート 大阪市のヘイトスピーチ条例も背景に

2016/11/16(水) 17:00配信

BuzzFeed Japan

Twitterが、ユーザーが問題があると感じたツイートを報告するフォームに「人種、宗教、性別、考え方などを誹謗中傷または差別している」という項目を追加した。日本時間の11月15日夜から順次、全世界で実装が始まった。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

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ツイートが、「誹謗中傷、差別だ」と感じたら、報告はこのようにしてもらいたい。

1.問題があると感じたツイートを表示する。

「・・・」→「ツイートを報告する」をクリック。

2.「不適切または攻撃的な内容を含んでいる」を選択し、

「次へ」。

3.新たに追加された「人種、宗教、性別、考え方などを誹謗中傷または差別している」を選択し、

「次へ」で完了だ。

また、単語やユーザー名、ハッシュタグを設定することで、不快に感じるツイートを非表示(ミュート)にする機能も新たに追加した。

どうして、項目を追加したのか。BuzzFeed Newsは、Twitter Japanに問い合わせた。

広報部の担当者によると、全ユーザーに新たな項目が追加されたかは、まだ確認が取れていない。追加した経緯はこうだ。

もともと、Twitterにはルールがあり、こう記されている。

「以下のような行為をしているアカウント、およびこれに関連するアカウントは、一時的にロックまたは永久凍結されることがあります」

全部で7つある行為の中に、「脅迫行為 (直接または間接)」「嫌がらせ」「特定の人種、性別、宗教などに対するヘイト行為」がある。

このルールにのっとって、日本の利用者からも今回の項目を新たに追加するリクエストがあり、協議を重ねて実装が決まったという。大阪市が今年7月、ヘイトスピーチ条例を施行したことも、きっかけの一つになった。

すでにタイムライン上に流れているツイートに、どんな処置をとるのだろうか。

自分や他のユーザーが攻撃を受けている場合には、積極的に該当するツイートから直接「報告」してもらえるよう、全ユーザーに呼びかけている。

「ご報告いただいたものはTwitterのルール、および該当する法律などと照らし合わせ、違反が確定した場合にご対応いたします」

「自由に発信できる場でありたい。でも、ルールは守って」

広報担当者はこうも話す。

「Twitterは、さまざまな背景やさまざまな考え方の方々が、自由に発言をいただける場でいたいと考えています。一方で、安心して自由に発言できる場でいるためのルールは守っていただきたく考えています。そのための小さな一歩として、項目を追加いたしましたので、ご活用ください」

「今回の変更で、すべての問題がクリアになるわけではないことは、米国本社でも日本法人でも、重々承知をしております。今後もまだ手を加えてまいりますので、引き続きのご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」

Twitterはこれからも、より良い発信の場となるよう、ユーザーからのアドバイスを受け付けている。

最終更新:2016/11/16(水) 17:29
BuzzFeed Japan