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もっとも検挙されているのは高齢者だった。「犯罪白書」から見える6つのこと

2016/11/17(木) 5:00配信

BuzzFeed Japan

政府は11月11日、今年の犯罪白書を閣議決定した。高齢化が進むなか、「お年寄りの犯罪」にも注目が集まる。いったい、どんな数字が並んでいるのか。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

法務総合研究所から犯罪白書を入手したBuzzFeed Newsは、その内容を6つのポイントにまとめた。

1.刑法犯罪は戦後最少を更新

2002年に戦後最多の285万4061件を記録した刑法犯の認知件数は、13年連続で減少している。

2015年は109万8969件と前年より11万件減少し、3年連続で戦後最少を更新した。たとえばこんな感じだ。

・殺人:933件(121件減)
・放火:1092件(1件減)
・強盗:2426件(630件減)
・強姦:1167件(83件減)
・詐欺:3万9432件(2091件減)
・窃盗:80万7560件(8万9699件減)

2.いちばん多く検挙されているのは高齢者

年齢層別にみてみると、検挙された人数は65歳以上が4万7632人(19.9%)と最多だ。

社会の高齢化に伴うものであるとも言える。いちばん人数が少ないのは、30代の3万4729人だった。

ただし、10万人あたりの人口比でみると、高齢者の割合は142.5人と最低。20代(321.3人)が最多になる。

ちなみに、受刑者の高齢化率も10.7%と、過去最高を記録している。

3.高齢者の犯罪の半分以上が「万引き」

刑法犯として検挙された女性高齢者(1万6297人)のうち81.2%、男性(3万1335人)のうち45.6%が、万引きで検挙されている。

傷害と暴行は男女合わせて5523件と過去最多。20年前と比較すると、20倍にまで膨れ上がっている。

白書ではこの点について、「激情・憤怒にかられ、頑固さやプライドなどを背景として犯行に及ぶ傾向がある」などと指摘する研究を引用している。

4.外国人による刑法犯罪は微減

2005年に4万3622件と過去最多だった外国人の検挙件数は、1万6017件と前年より4.7%減っている。

いちばん多いのは窃盗の6303件で、全体の66.9%を占めた。次に多いのは傷害と暴行。1017件(10.8%)と、近年は増加傾向にある。

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最終更新:2016/11/17(木) 5:00
BuzzFeed Japan