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「LGBT差別にNOと言える日本へ」 関係団体が院内集会

BuzzFeed Japan 2016/11/17(木) 17:14配信

LGBT関連の団体や個人でつくるグループが11月16日、衆議院第二会館で院内集会を開き、国会議員に法律を整備するよう訴えた。【BuzzFeed Japan / Kazuki Watanabe】

LGBTに対する差別や不平等を解消しようという動きが、世界で加速している。2015年にはアメリカやアイルランドが国として「同性婚」を認めた。台湾でも、同性婚へ向けた法改正への動きが本格化している。

国内でも、東京・渋谷区を皮切りに、自治体が同性のパートナー関係を証明する動きが出始めた。だが、LGBTを理由にする差別はなくなっていない。

当事者たちの声

院内集会を主催した「性的指向や性自認に関する公正と平等を求める院内集会 実行委員会」の委員長で、NPOグッド・エイジング・エールズ代表の松中権さんは、このように切り出した。

「LGBTなど、セクシュアル・マイノリティのことは、まだまだ知られていません。差別や偏見もあり、将来暮らしていくことを不安に思っている人も多いです」

松中さんは、一橋大学法科大学院の学生がゲイだとバラされ、昨年8月に校舎から転落死した事件に言及しながら、次のように話した。

「もしかしたら、ベランダに手をかけていたのは自分だったかもしれないと思っています。僕自身、大学時代は(ゲイだと)カミングアウトしていなかった。世の中にカミングアウトしたのも、会社に入って10年後です。それまでは、ずっと自分のことを隠してきました」

「もちろんLGBT、セクシュアル・マイノリティの理解を広げていくことは、大事だと思っています。ただ、最後の最後、もし何かがあった時、受け止めるセーフティ・ネットがないと、命に関わってしまうこともあります」

「理解を進めながらも、差別はNOだときちんと言える社会を作っていきたい。何か問題が起きると、どうしても当事者個人の責任に話がいってしまうんですが、私たちが生きている社会自体を変えていかなければいけない。そのための大きなきっかけが法律です」

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最終更新:2016/11/17(木) 17:14

BuzzFeed Japan