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子どもの貧困の問題支援団体青砥氏らが会見(全文2)首相は貧困問題関心ない

2016/11/21(月) 20:37配信 有料

THE PAGE

政府が子どもの貧困対策をボランティアまかせにしていることについて

司会:(英語)

田中:今日はご苦労さまです。当協会の会員で田中龍作と申します。栗林さんと青砥さんにお伺いいたします。子どもの貧困対策っていうのはもう政府の責任、国家の責任であるにもかかわらず、安倍晋三さんという人は子ども食堂をやってくれるおじさん、おばさんがいるからいいんだ、勉強を教えてくれるお兄さん、お姉さんがいるからいいんだ、皆さんも頑張ってくださいなんていうすごい無責任なことを言ってますが、その見解についてはどう思われますか。


栗林:私たち、今まで地域の中で活動しています。地域の中に子どもの貧困という問題を伝えても見えないんですね。だからみんな、うちのまちにはない。こんなふうな答えが多かったです。しかし、国がこの問題はあるんです、取りあえず取り組まなくてはいけないということを公表したというか法律を作ったことは、ある意味私は大きい一歩だなと思っています。そういうことによって、まず住民がそういう問題があるんだ、この国にも。そういう意味では大変ありがたいです。こういうふうに言ってもらうのは。

 しかし、やっぱり国がそこにもうちょっとアプローチをしないことは、確かに不十分だと思うんですけれども、まずは市民がこういう問題があるということを知って、そのためにこういう取り組みが必要なんじゃないか、子ども食堂や学習支援をきっかけに、やっぱり国民が将来の子どもたちのことをみんなで考えて、そういう意味でちゃんと行政に伝えていく、こういうことが必要なんじゃないか。そうやって市民と行政が共同という形で取り組みが進んでいかなくてはいけない問題だと思いますけれども、まずはその一歩として、こういう問題があるんですと、安倍さんが言ってくれたことは、私たちがいくら言っても伝わらない人がたくさんいる、まちには、見えないから。見えない問題を見えるようにしてくださったことは、まず大きな一歩だなと思っています。

青砥:安倍さんは一言で言うと、安倍さんは子どもの貧困とか貧困問題には関心ないと思います。それは、まあ、これは保守党の皆さん、共通したものだと思いますけれども、子どもの貧困問題や、貧困問題は票にはならないからです。やはり今の日本の小選挙区制の下では、やはり当面の選挙に勝ち抜くということは、極めて現実的でリアリティーを持った、本当に直面した課題をやっていくということが中心になっていくと思います。

 子どもの貧困問題というのは何が、なぜ大切かというとそれを、われわれが対応することは、解決することは、日本社会の30年後、40年後が決定するからです。現実の世界だけしか見えない政治家たちには子どもが40年後、50年後にどういう人生を歩むかというのは見えるとは到底、思えません。2020年の東京オリンピックは予想できても、2060年の日本の人口が8000万人になってしまうかもしれないと。そういう世界の想像力がやっぱり欠けてると思います。私たちは、そこを問題にしてるのです。

男性:ありがとうございました。

司会:(英語)

女性:マイクを持って行く。

みわ:日本語で失礼いたします。私は、みわよしこと申しましてフリーのジャーナリストです。2011年以後、貧困問題、特に生活保護の問題にフォーカスして記事を書いてまいりました。私が今、一番聞きたかったことは、田中龍作さんが今、聞いてくださいましたので、私は次に聞きたいことを、お三方に聞かせていただければと思います。あ、通訳どうぞ。本文:5,462文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

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最終更新:2016/11/21(月) 20:37
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