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フランスでも「トランプ旋風」か 反移民の極右政党がトップに、大統領の芽も

2016/11/21(月) 11:21配信

BuzzFeed Japan

世界を驚かせた「トランプ旋風」は、アメリカだけの話ではない。フランスでは、極右政党「国民戦線」の党首が世論調査でトップになっている。【BuzzFeed / 鈴木貫太郎】

なぜ、極右政党がフランスで支持を伸ばしているのか。

背景の一つとして、移民排斥や国益優先の主張が世界的に強まっている流れがある。アメリカ大統領選でのトランプ氏の当選や、欧州連合(EU)離脱を決めた英国の国民投票が、その代表例だ。

来年4~5月のフランス大統領選では、極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首が勝利する可能性も指摘されている。

インディペンデントが11月21日に公表した最新の世論調査で、ルペン党首は29%を獲得。2位のサルコジ前大統領(15%)に14ポイント差をつけて、首位となった。

共和党のサルコジ元大統領は11月20日、予備選で敗れ、政界から引退する意向を示した。社会党のオランド現大統領は2期目を目指す意向を示しているが、支持率は低迷しており、再選は厳しいと見られている。

トランプ氏に似た政策

トランプ次期米大統領は選挙中、「メキシコ国境に壁を作る」「自由貿易が米国内の経済を破壊している」などと過激な発言で注目された。米国民の不安と伝統的な政治体制を批判することで支持を広げた。

ルペン党首の支持拡大方法も、トランプ次期米大統領に似ている。

フランスでは、若年層の失業率が高止まりしている。また、2015年11月にはパリでイスラム国の戦闘員とみられるグループによるテロが発生し、移民に対して批判的な意見が強まっている。

ルペン党首は、移民と自由貿易に反対している。フランスの国益を重視する立場を示し、グローバル化に反対する有権者層を中心に支持を拡大してきた。

極右政党「国民戦線」は、ルペン氏の父ジャンマリー・ルペン氏が創設者。父親が党首を務めている際は、ナチス・ドイツを擁護する発言など人種差別的な主張が色濃かった。

大統領選出馬を見据えたルペン党首は2011年、イメージ改善のため父親を党から追放し、党首に就任。しかし、移民排斥政策など排他的な側面は今でも残っている。

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最終更新:2016/11/21(月) 11:21
BuzzFeed Japan