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「暴行」と「教育」の境目はどこか? 暴行疑いの寺、体験修行者たちの声

2016/11/24(木) 11:00配信

BuzzFeed Japan

東京都檜原村にある「天光寺」。体験修行として来ていた中学3年の男子生徒が、住職から暴行を受けたとして、児童相談所に訴える問題があった。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】

事の発端は、日本テレビの11月14日付の報道。

そこでは、住職が少年を素手や布団叩きの棒で叩く映像や、暴行で受けたと見られるあざが映された。

11日、立川児童相談所が寺に立ち入り調査を行い、少年らを保護。20日、高尾聖賢住職(65)は弁護士とともに記者会見を行った。

高尾住職は棒で叩いたことを認めたうえで、「親御さんから、まっとうな人間になるため、厳しくしてくれと言われた」「教育の範囲内で叩いた」と釈明した。

また、「火災の恐れのある布団置き場で喫煙していたので叩いた。口頭注意では効果がなかった。教育の一環であり、暴行ではない」と説明した。

「体験修行」とはなにか?

公式サイトによると、天光寺は、以前から不登校やひきこもり、いじめをうける子どもたちを「体験修行」として、1日7500円で預かっていた。

また、企業研修や新人社員研修にも利用されており、ネットメディアには「白装束で自分が変わる! 天光寺修行体験」「五月病防止にも?『お寺の精神修行』を企業が
導入!?」などの記事が見られる。

そもそも体験修行とはなにか? 以下は、公式サイトから一部抜粋したもの。

・心の道場
酒、薬物、賭け事を止められない。うつ病、人に聞けない心の病。不眠、不安、対人関係、子育ての悩みなど、ひとりで悩まずにご相談ください。

うつ病、不安障害、不登校、ひきこもり等の、心の病の解決のお手伝いをさせていただきます。

・密教ヒーリング
密教のヒーリングとは、森羅万象を集約した密教の修業のダイナミズムが、あますところなく発揮されます。人間の五感「見る、聞く、味わう、嗅ぐ、触る」と彩色のビジョン、目という感覚器官を活用して、大日如来の宇宙の本体である絶対真理を現す密教ヒーリングなのです。

この寺には、年間5000人が体験修行に訪れるという。

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最終更新:2016/11/24(木) 12:11
BuzzFeed Japan