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アルパカはモフモフしているけど…「うまそうな顔」 肉の食通に話を聞きました

2016/11/27(日) 11:40配信

BuzzFeed Japan

「アルパカは可愛いとは思いますよ。『モフモフしたーい』とか『何でお前そんなにうまそうな顔をするの』って思います」

こう話すのは、「世界のへんな肉」の著者・白石あづささん。100カ国以上旅して食べてきた肉は約30種類。

BuzzFeed Newsの取材に対し、白石さんは旅先で美味しいと勧められた食べ物を食べてきたと説明します。【山光瑛美 / BuzzFeed Japan】

「とりあえず面白いと思ったものは、好奇心が強いので食べるようにはしています。あまり食わず嫌いをしないようにしているんです」

白石さんが今まで食べてきた”へんな肉”の中にはアルパカのステーキ、キリンのジャーキー、トナカイのカルパッチョなど日本ではあまり食べる機会がない動物の肉があります。

「ペットだったり動物園にいる動物なので、食べちゃいけないと思っていたんですけど、案外何でも肉って食べられるんだな。そう思いましたね」

食べてから、世界観が変わったりするのでしょうか。

「あったら食べる、という感じだったので、そんなに激変することはなかったです。でも、やっぱりリャマとかアルパカとか……。アルパカは日本にいますけど、全部おいしそうに見えますよね(笑)。なんかね……食べ物にしか見えないですよね」

トナカイについても、白石さんは続けて熱く語ります。

「やっぱり肉にしか見えないですね。みんな知らないだけで『トナカイは食べて良い』と誰かが言ったら、多分食べると思うんですよね。あれだけ美味しいとわかれば。ゲテモノだとは、もはや思わないですね。現地の人も普通に食べているし」

白石さんがクリスマスシーズンにトナカイで連想するのは、ソリやサンタクロースではなく、トナカイのカルパッチョだそうです。

きっかけは、インドでの「悪魔の牛カレー」

学生の頃から、トルコやヨーロッパを旅していた白石さんですが、最初から食に興味を持っていたわけではないと語ります。

白石さんにとっての初のへんな肉は、インドの「牛を蹴飛ばしているおじさん」のオススメで食べた、「悪魔の牛カレー」。実際は、水牛のカレー煮込みだそうです。

「水牛自体は珍しいものではないのですが、インドで牛が食べられるとは知らなくて。絶対食べたらバチが当たると思っていたのですけれども、インドでは水牛は牛とみなされなくって食べられるらしいですね」

「大丈夫なの、と思っていたら『牛だって食えるよ』と言っていて。食えるなら食いたい、牛しばらく食べていないし…という流れで行った感じです」

仕事や旅行で、1カ月のうち20日間も海外にいることが多い白石さん。

日本でも、へんな肉を食べているのか聞くと、自宅では切るだけで済む野菜やフルーツを食べていると話します。

「トマトに塩かけたり、きゅうりに味噌つけたり、本当に手をかけないものが食べたくなるので。豆とか……すごいびっくりするほど質素ですね。鍋とか、ピカピカですもん。使わないから(笑)」

「日本に帰ってきた時は、アッサリしたものを食べるようにしているんです。野菜たっぷりのスープだったり。滅多につくんないですけど」

ほかにもアルマジロのブラウンシチューなどを食べてきた白石さん。苦手な食べ物は意外なものでした。

「生の肉とか、ああいうちょっと気持ち悪いのは割とダメというか。血がベタベタ落ちてくるのは、嫌なんですよね。レバ刺しなんてダメです。うなぎとフォアグラが苦手」
昆虫も苦手だと話します。

「ちょっと足が細いものが苦手なので…ああいうやつは、ほんとダメで。虫はNG。ちっちゃい虫はダメですね…」

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最終更新:2016/11/27(日) 12:51
BuzzFeed Japan