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WBCが来年の大会を最後に消滅の可能性 米メディア報道

2016/11/29(火) 6:23配信

THE PAGE

WBC(ワールドベースボールクラシック)の第4回大会が来年3月に開催されるが、この大会を最後に消滅する可能性があることを米国の複数メディアが報じた。

 ESPNのクリスチャン・モレノ記者が「今大会で十分な利益があげられない限り、ワールド・ベースボール・クラッシックの大会が終了する可能性のあることを、複数のニュースソースから聞いた」とツイートしたもの。モレノ記者は英語とスペイン語のバイリンガルでドミニカ共和国の野球事情にも詳しい人物だ。

 モレノ記者のツイートを受けて、米CBSホームページも「今回のワールド・ベースボール・クラシックが最後になるかもしれないと報じられた。2017年のWBCは、はっきりしない理由で特別なものになるかもしれない」という見出しで追報。

 CBSの記事は、「2006年以来、4年ごとに行われてきたグローバルトーナメント大会である第4回WBCを数か月後に控えている。だが、同時に、数か月後に、この大会が打ち切りになってしまうかもしれない状態にあるようだ。クリスチャン・モレノ記者のツイートによると、大会収入をこれまでよりも大きく上回らなければ、この大会が最後になるかもしれないという」と報じた。CBSのアンダーソン記者は、この一報は衝撃ではなく「悲しいが予測できる範囲だった」と表現した。

「これまでトーナメントを通じてWBCが人気を得ていると、得意げに主張されてきた一方で、結果的にはそういうことだったのだろう。メジャーリーグは利益を得ているのかもしれないが、この大会にお金を使うつもりはないようだ」と、今大会を最後に打ち切られる理由を推測している。

 そしてアンダーソン記者は、「ファンとしては2017年の大会をできるだけ楽しむしかない。これが最後のグローバルトーナメントになるかもしれないのだから。とはいえ、2020年の東京オリンピックまで待てばいいとも言える」と、締めくくった。

 また米ヤフースポーツも、モレノ記者のツイートを受けてWBC消滅の可能性について報じた。

 米ヤフースポーツのクリス・クイック記者ではWBCが米国ファンにとってどのような存在だったかについて、こう述べている。
「この大会についての米国内の関心は様々だった。一部のファンは国際試合を楽しみに見ているようだった。ファンタジーベースボール(仮想のチームを編成し楽しむゲーム)の選手が出場しているという理由だけで関心を持っているファンもいた。一部のスター選手が大会に出場しないこともあったが、ロビンソン・カノ、ミゲル・カブレラ、ジョーイ・ボットらパワーある選手も出場していた。才能ある選手が出場していたかどうかは大きな問題ではなかったはずだ」。

 そして、「大きな懸念は、人々が関心を持っているかということだ。WBCは外国の観客にアピールするものかもしれないが、メジャーリーグのファンはその観客と同じだけの関心を持っていない。おもしろいアイデアだが、大会に勝つことが真の名声になっていない。オリンピックではなく、試合はスプリングトレーニングの時期に行われる。あなたは自分の応援するチームの選手がここでケガをしないようにと祈ることだろう。米国の人々にとってはメジャーのレギュラーシーズンのほうがはるかに重要なものなのだ」と続け、WBCが抱えていた問題点を指摘。「恐らくそういう理由で十分に収入をあげていないのだろう。そうなれば、変更することが必要になる」と結んだ。

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最終更新:2016/11/29(火) 7:04
THE PAGE