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五輪会場見直し問題で「4者協議」(全文2完)削減分でアスリート強化資金に

2016/11/29(火) 21:10配信

THE PAGE

関係者が持つ横浜アリーナについての課題

武藤:コーツ委員長、ありがとうございます。今、小池知事からお話がされたように、この有明アリーナ、横浜アリーナについても一定の進展があったということは大変喜ばしく思います。で、その上でコーツ委員長から、横浜アリーナについてどういう問題点を組織委員会として考えているのかというようなこと、お話がありましたので、これは組織委員会がというよりも、関係者が持っておる横浜アリーナについての課題といいますか、これを整理して申し上げたいと思います。

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 有明アリーナ自体は大変立派な施設であります。これはオリンピックのゲームをするにふさわしい施設なんですけれども、周辺の環境に問題が多いというのが、IOCのテクニカルチームや、OBSがいろいろご覧になっていただいたときの判断だというふうに聞いております。

森:今、横浜の話してるんでしょ。

武藤:はい。

森:横浜の話。

武藤:横浜アリーナの話。

森:今、有明(※判別できず)。

武藤:失礼しました。横浜アリーナの話でございます。この点は警備の問題でありますとか、それから輸送。あそこはなかなか道路事情が非常に複雑でありますので、道路規制が非常に難しくなるとか、観客の動線が非常に厳しいものになるといったような課題があるというふうに聞いております。横浜市のサポートも、現時点では取れていないっちゅうことでございます。そういう不確定性があるということでありますので、なかなか有明と比較するだけの条件が横浜アリーナには整っていないのではないかということが課題であるのかと思います。

 一方、有明アリーナでございますけれども、これは、各競技団体は、利用する立場ばかりでなくて、後利用についても参画していくというようなことを、意向を表明され、これは知事の元にもそういうお話がいっているというふうに伺っております。各種国内スポーツ競技のためのレガシーになるような、そういう努力を競技団体自らが行うということを言っておられるようであります。

 コストカットについては、これは都の大変な見直し努力によってかなり削減されました。さらに削減する余地が、例えば民間活力の活用といったような形であるのではないかというふうに考えています。スポーツ人口は、これからおそらく増加する可能性が高い。スポーツ団体はもちろんのこと、このスポーツ人口が増加していくという観点からもレガシーを残していく必要があるのではないかというふうに思います。

 今回、横浜アリーナ、有明アリーナの比較を行いながら、どのような選択肢を選択するのかということについては、これは私どもとして早いほうがいいのではないかというふうに思います。といいますのは、NF、IF、スポーツ関係者は早く結論を出すことを希望しております。知事から今回がラストチャンスの見直しなんだというようなお話も、前から伺っておりますので、2カ月かけて検討した成果を今日、ご判断いただいたらどうかというふうに考えます。

 で、この問題の1つに、この12月にも有明アリーナは純工事に着工するというふうに伺っておりますが、クリスマスまでということでありますので、その点は無理はないのかと思いますけれども、私の申し上げたいことは早く決めないと間に合わなくなってしまう恐れもあるということであります。取りあえず私のほうからは以上でございます。

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最終更新:2016/12/3(土) 14:02
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