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「復興五輪を」小池知事が改めて要望 バレー会場先送りに森会長は皮肉

2016/11/29(火) 19:50配信

BuzzFeed Japan

2020年の東京五輪・パラリンピックをめぐる国際オリンピック委員会(IOC)、大会組織委員会、東京都、政府の4者によるトップ級会合が11月29日、都内であった。計画を見直していたボート・カヌー、水泳、バレーボールの3会場について、小池百合子都知事が、都の結論を出した。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

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会合には、小池知事のほか、IOCのジョン・コーツ副会長、組織委の森喜朗会長、丸川珠代・五輪担当相らが出席し、会場計画の見直しと開催費の削減について協議した。

小池知事は、冒頭で「1964年の形を繰り返す道を東京は取らない。都として、次のような考えをまとめさせてもらった」と口火を切った。

都の3会場に関する考えはこうだった。

・「ボート・カヌー」海の森水上競技場(東京都)

宮城県の長沼ボート場にする案も持ち上がっていたが、コスト面や場所を考慮して海の森水上競技場になった。

ただし、事前キャンプ地として長沼ボート場を活用する方向に決まった。

・「水泳」オリンピックアクアティクスセンター(東京都)

観客席を2万席から1万5000席にし、大会後に減築をしない方向でコストカットを実現させる。

・「バレーボール」有明アリーナ(東京都)と横浜アリーナ(横浜市)のどちらか結論は12月25日までに。

有明アリーナを新設するか、既存の横浜アリーナを活用するかの2案で見直しが検討されていたが、まだ検討が終わっておらず、12月25日まで結論は先延ばしとなった。

小池知事は「あとしばらく時間をもらい、クリスマスまでには最終の結論を出したい」と語った。

森会長「まだ何をやられるのか」

森会長は、小池知事の考えに対し、横浜市は困惑しており、実現は難しいとした上で、こう突っ込んだ。

「小池さんね、今日の時点で有明と横浜の結論が出せないということですよね。クリスマスまでにまだ何をやられるのか」

IOC側も、まずは「有明と横浜を比較しうるようにしなければならない」とし、12月25日までに横浜市や民間の合意を取り付けるのは困難だと指摘した。

「大変な作業になるので、一生懸命やるしかない」

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最終更新:2016/11/29(火) 19:50
BuzzFeed Japan