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IOC調整委員会会議後、森会長とIOC副会長らが会見(全文1)予算総額早急に

2016/12/2(金) 20:22配信

THE PAGE

 東京五輪・パラリンピックの準備状況を確認する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会の会議が2日まで開かれた。会議後の午後4時から、東京大会組織委員会の森喜朗会長とIOCのジョン・コーツ副会長ら出席して合同記者会見を行った。

【中継録画】東京五輪の準備状況で森会長とIOCコーツ副会長らが合同会見

早急に予算の総額を固めていく必要がある

森:はい。今日は、こうしてお集まりいただきまして、ありがとうございました。今、コーツさんから細かくお話ございましたから、できるだけ重複は避けます。同じ、共通の報告になるからであります。
 ただ、コーツ委員長をはじめ、皆さんが2日間にわたり、もっと細かく言えばリオの〓デブリ 00:16:23〓から含めると今日で5日目になるんです。大変、その間、熱心にコーツさん、あるいはギラディさん、またデュビさんはじめ事務局の皆さん、東京に滞在をしていただいたことに私はまず感謝を申し上げたいと思っております。

 今回はリオの学びの経験に始まりまして、人材管理、マーケティング、チケッティング、観客の経験、予算、スポーツ、会場、パラリンピックなど、短時間ではございましたが、数多い分野において極めて中身の濃い議論を交わすことができました。そして、その私どもの進捗の状況を理解いただいたというふうに考えておりまして、一部を除きましては大変評価をいただいたことに感謝をしております。

 これまで各分野、IOC、IPCから、高い評価をいただいておりますが、特にスポンサーの獲得なども、今、コーツさんからお話がありました。それからこの秋、立ち上げました参画プログラムなどを含めて、エンゲージメント活動についても大変評価をいただいたことをうれしく思ってます。これは私ではなくて事務総長はじめ、多くの職員が本当に連日苦労して積み上げてきたものでありまして、組織委員会の職員にとっても大変うれしい、ありがたい評価をいただいたというふうに思って、お礼を申し上げたいと思ってます。

 大会予算につきましては、さまざまなやり取りがございましたけれども、最大の問題は、課題は、組織委員会、国、東京都、そして関係自治体。つまり今までと違って関係自治体を考えなきゃいけないんです。これは東京都で、もう全部手に負えないものですね。またもう1つ言えば、アジェンダ2020に従って、東京にはないが外の県にある、そのレガシーを使おうという、そういうことから始まったことでありまして、そういう意味で関係する県、この皆さんもやっぱり、準開催地という考え方をしていかなきゃなりません。

 そういう意味で、そういう方の皆さんを含めて、役割の分担、どういうふうにしていくかということが今、明確になっていないんです。このことが、今日、参加されてる東京都や国の皆さんにも役割分担の議論を早急に再開してほしいということを私から強く要望しておきました。で、これは当時、遠藤大臣、さらに舛添知事が高い立場に立って、この協議を始めようということでスタートをしていたんです。そして、そのトップレベルのところ、また、もう1つは事務レベルのところ、全部、作業を始めつつ、始めてあったかもしれませんね。これには官邸も協力してくれてるんです。

 ところがこれがご承知のように知事選挙によって中断をしてしまいました。それから、知事の交代によって、それに伴うさまざまなことで、今日までまったく、そのままになってしまってます。いろんなことをIOCから叱られた面もあります、指摘された面もあります。それから予算の総額の問題もあります。これ全て、この問題がネックになっていたんだということは記者の皆さんも十分ご承知だと思うんです。ですから、このことをやはり早急に進めて、そして予算の総額を固めていく必要があるということを私からも強調しておきたいと思います。

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最終更新:2016/12/2(金) 20:22
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