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カジノ法案審議中に突然の般若心経 自民議員の質問が意味不明すぎて非難の嵐

2016/12/6(火) 11:20配信

BuzzFeed Japan

「カジノ解禁法案」が12月6日午後、衆議院本会議で成立する見通しだ。法案の審議に入ってからまだ一週間。法案の成立を推し進める自民党内や推進派からも「拙速すぎる」「審議が不十分だ」との意見が出ている。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

審議が始まった11月30日の衆議院内閣委員会では、自民党の谷川弥一議員(長崎3区選出)が余った時間を潰すために「般若心経」を唱えたり、地元への郷土愛を語り出したりした。

専門家からは落胆、そして批判の声が聞こえている。

炸裂した谷川節

谷川議員は、第2次安倍内閣で文部科学副大臣を務めたことがある。この日の審議では、38分間の質問時間を用い、カジノ法案の意義などを聞いていた。

質問開始から約30分、様子が変わる。

「質問が終わったんですが、あまりにも時間が余っているんで、地元のことを一点」と発言。ここから「谷川節」が炸裂した。

最初に、「私の地元長崎県は恥ずかしいことですが、5年間で約5万人、人口が減っている」などと発言。水産業や造船業が衰退している現状を交えながら、郷土愛と愚痴を淡々と語った。

「私は口を酸っぱくして観光をやれと言っているんですが、なかなか思う通りやってくれません。私の経営感覚は人並み以上に優れていて、これをやれとあれをやれと言うんですが、ひとつも実行してくれない」

さらに、そのためには観光に力を入れるべきという持論を述べ、「IR(カジノを含む統合型リゾート)はすごいなあと思っている。独り言ですが」などと、笑いを誘った。

唱え始めた「般若心経」

さらに谷川氏は、カジノ解禁法案の「負の部分」に言及した。

「いちばん心配はやっぱりこの法律による負の部分ですね。私見ですが、人間の本能は苦しいことを避けて楽を求める。そうすると良い結果がでないんで、悪い結果を人のせいにして言い訳する。これを保守本能、美化本能と言う」

これに対抗するために必要なこととして、「危機感」や「負けん気」、さらには「愛」「宗教」などをあげた。

「宗教について日本の社会は触れません。憲法違反とか言って。私たちの先祖は1週間に1回くらいお寺や教会に行っていた。なんでやれないのかなと思っているんですが、現実的にやれない。たとえば私は禅宗なので、40歳の記念に禅の勉強を3年間やった」

こう力説した谷川議員。般若心経を「観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空度一切苦厄」と唱え、解説まで始めた。

「般若というのですはね、知恵なんです。蜜多は、行く。波羅が彼岸、幸せになるための道っちゅうことなんです。どうしたら幸せになるのかというと、『無念無想で生き抜けと、言い訳するな』ということなんです」

「こんなことを徹底してやっていかないと、解決できない部分が出てきますよ。やってほしい。宗教については見直せないのか、議員それぞれが考える時期にきている。これが、法案の負の部分に対する私の心構えなんです」

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最終更新:2016/12/6(火) 11:20
BuzzFeed Japan