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街で見かける白くふわふわ飛ぶ「雪虫」って何?SNSでも話題

2016/12/7(水) 12:19配信

THE PAGE

大阪の街で見かける白くふわふわ飛ぶ「雪虫」って何?SNSでも話題 撮影・編集・ナレーター:柳曽文隆 THEPAGE大阪

 最近、街を歩きながら、ふと見上げると、白くてふわふわしたものが大量に飛んでいる光景を目にしたことがないだろうか。たまたまかもしれないが、筆者はここ数日、大阪市内で何度もこうした光景を見ては「これってなんやろう?」と考えてしまう。同時にSNSを見てみると「大阪で雪虫大量発生」「北海道だけじゃないのか」「京都で雪虫が」などの書き込みをたくさん見かけた。さて、その正体は?

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学芸員「アブラムシの一種ですね」

 そこで、大阪市東住吉区の長居公園にある「大阪市立自然史博物館」に問い合わせてみた。問い合わせに応じてくれた学芸員の松本吏樹郎さんは「それはアブラムシの一種ですね」と話す。

 そういえば、北海道などのメディアなどで「雪虫大量発生」といったニュースを見たり、先のSNSのように「北海道で」といった言葉をみかけるが、松本さんは「その種類とは違うもので、北海道のは『トドノネオオワタムシ』というものですね」と教えてくれた。

 そのトドノネオオワタムシは、主に「トドマツ」「ヤチダモ」という植物の汁を吸って生きているという。秋の終わりにトドマツからヤチダモへ移るという。その時期がちょうど雪が降る前で、白い綿のようなものをつけていることから雪を連想し『雪虫』と呼ばれるようになったのかもしれないという。

アブラムシは国内だけで約700種類

 では、筆者が大阪市内で撮影した虫も同じなのか? 松本さんに尋ねると「北海道のものとは別の種類ですね」という返答。ならば、この大阪の雪虫はなんという名前か聞いてみたが「実はアブラムシは国内で約700種類もありまして、仲間ではあるんでしょうけど、正確な名前はちょっといますぐにはわかりませんね」と苦笑を浮かべる。

 あと、この虫についている白いものについては「それは虫の分泌物ですよ。それが飛ぶときにふわふわしてるのが、雪のように見えますね」。ちなみにSNSでは近畿圏内だと「大阪」「京都」での雪虫に関する書き込みが多く見受けられた。あなたの街では、雪虫は飛んでいますか?

最終更新:2016/12/10(土) 19:39
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