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子どもがペットに見えない迷子ひも 試作した大学生が問う、社会の寛容さ

2016/12/7(水) 5:10配信

BuzzFeed Japan

迷子ひもは「幼児用リード」や「ハーネス」とも呼ばれる。幼児が急に車道に走り出たり迷子になったりするのを防ぐための道具だ。リュック型も多く市販されており、幼児の上半身と保護者の手がひもでつながれているスタイルが一般的だ。日本では10数年前に輸入品が使われはじめたとされるが、たびたび議論が起きている。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

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2015年6月4日の朝日新聞の記事「幼児用リード じわり浸透?それとも違和感?」では、事故防止のために迷子ひもを使っている親を紹介。ネット上では共感する声がある一方で、「まるで動物のよう」「子どもを一方的に束縛している」「親がしっかり手をつなぎ、しつけをするべきだ」などの批判もあった。

「親が…」という批判の中には、「便利なグッズを使って、親がラクをするのはいかがなものか」といった安全面だけではない理由もある。

幼児の交通事故で最も多い「飛び出し」

交通事故総合分析センターの交通統計(2014年版)によると、歩行中の幼児(6歳以下)が第一当事者となった交通事故206件のうち、原因となった行動で最も多かったのが「飛び出し」(133件)。次いで「信号無視」(28件)、「幼児のひとり歩き」(19件)だった。交通ルールを認識していない幼児の突発的な行動が、事故につながっていることがわかる。

見た目か、安全か。後者の方が重要なのは、明確だろう。

こんなTwitterが拡散されている

<只今、迷子紐をテーマに卒業制作を進めております。現在は改善した迷子紐の使用イメージをの見た目についてアンケート調査を実施中です。多くの、そして様々な年齢層の方のご意見をいただきたいです。ご協力、どうぞよろしくお願い致します…!>

@sotusei_maigo のアカウントでアンケートの協力を呼びかけているのは、川崎医療福祉大学4年生の影山翔子さん(21)だ。

大学でデザインを専攻し、子育てを助けるツールを研究してきた影山さん。街中で迷子ひもを使っている親子を見かけたとき、自分は違和感がなかったが、違和感を覚える人がいることを知った。調べると、「ペットみたい」な見た目にマイナスイメージを持っている人が多いことがわかった。そこで、卒業制作で迷子ひもを作ってみることにした。

影山さんは、BuzzFeed Newsの取材にこう話す。

「保護者がひもを持つことが、犬の散歩を連想させるのではないかと考えました。ひもでつながれているように見えないこと、保護者がひもを手で持たないことを念頭に、使うのが楽しくなるようにデザインを工夫しました」

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最終更新:2016/12/7(水) 5:10
BuzzFeed Japan