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ジブリ・鈴木敏夫プロデューサーが「君の名は。」と新海誠について語った

2016/12/7(水) 17:00配信

BuzzFeed Japan

巨匠・宮崎駿監督と長年タッグを組んできた稀代のプロデューサーは大ヒット映画「君の名は。」をどう見るか――。

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スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは12月6日、自身のアシスタントをしていた石井朋彦氏の著書「自分を捨てる仕事術」についてのトークショーで、「君の名は。」と新海誠監督について語った。

「ハウル」「もののけ姫」を上回る大ヒット

大ヒットを続ける「君の名は。」は、8月末の公開から3カ月で興行収入200億円を突破。邦画としては「千と千尋の神隠し」(308億円)に次ぐ歴代2位になった。
アニメとしてはジブリ作品以外で初めての100億円超え。宮崎監督の代表作「ハウルの動く城」「もののけ姫」「崖の上のポニョ」を上回る。

鈴木プロデューサーは、若い男女の恋愛映画でありながら、死生観も埋め込まれた作品であることを指摘する。

「まずはセリフ。『あの世』と言う言葉が効果的に、何回も使われている。それと対照的に、『此岸』って言葉も出てくる」

新海監督は、宮崎監督と同じく、脚本も自ら執筆するスタイル。スタッフとは、絵コンテではなくビデオコンテの形で、セリフのタイミングも含めてストーリーを共有し、言葉のリズムや言い回しにこだわって製作したと語っている。

「ハウル」「もののけ姫」を上回る大ヒット

新海作品がファンを魅了する理由の1つが、背景の美しさ。

雲や空、緑あふれる自然、東京の街並みなど「君の名は。」でもふんだんに描かれている。美術監督の丹治匠さんは、10年以上にわたり新海作品に参加するベテランだ。

これまでも評価の高かった背景描写に、今作では、作画監督・安藤雅司さんの人物描写力が加わった。安藤さんはスタジオジブリで活躍後に独立したアニメーター。「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などの作画監督を務めた。

生き生きと動きしゃべるキャラクターが美しい背景と溶け合うことで、作品全体の魅力が増し、新海監督の思い描く世界観を高いレベルで表現している。

鈴木プロデューサーも、背景の存在感が印象深かったようだ。

「新海さんっていう人は物語もセリフも音楽もキャラクターも芝居も、全て背景が目立つように作ってある。それが珍しいと思ったんですよ」

「あの映画は、時間と空間を自由自在にできる。3.11をなくすことだってできる。素晴らしい映画だった。宮崎駿の影響を受けてるんですよ」

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最終更新:2016/12/7(水) 17:00
BuzzFeed Japan