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DeNAはいつ、誰によって道を誤ったのか ゲームに代わる急成長を託されていたメディア事業

2016/12/8(木) 8:30配信

BuzzFeed Japan

組織的に著作権ルールを逸脱し、不正確な記事を量産する体制でメディア事業を急成長させたDeNA。批判を受けてその全てを非公開とし、12月7日、東京都内で謝罪会見を開いた。【BuzzFeed Japan / 井指啓吾、古田大輔】

読者や他メディアへの敬意に欠け、株主の期待を裏切るその体制は、いつから、誰の手によって築かれてきたのか。創業者の南場智子会長、守安功CEO、小林賢治経営企画本部長が出席し、記者からの質問に答えた。

MERYでも全体の8割13万件の記事に課題見つかる

経緯を振り返る。

発端は不正確な医療情報への批判が出たWELQ。さらに、他サイトからの文章や画像の無断転用、不正確な記事の量産について「似たような体制」(守安CEO)だった計9つの姉妹メディアが11月29日から12月1日にかけて非公開化された。

これらのメディアは、DeNAが成長戦略の柱に掲げていたキュレーションメディアの多方面展開(DeNAパレット構想)によるものだ。

このうち、稼ぎ頭だった若い女性向けメディア「MERY」は「運営体制が違う」ために、当初は非公開化されなかった。

しかし、この日の発表では衝撃的な数字が発表された。

MERYについても社内で調査したところ、全体の約8割に当たる約13万件が医療に情報に近い「美容・健康」に関係したり、読者に誤解を与えたりする内容が含まれるなどの問題があり、最終的に全面非公開化に至ったという。

これでパレット構想の10メディア全てが非公開化され、キュレーションメディアを成長の柱にするDeNAの戦略は大きくつまづいた。

DeNAパレット構想を急成長させたカラクリ

非公開化を決断した理由について、守安CEOは以下のような点を挙げた。

「業務マニュアルやライターの方々への指示などにおいて、他サイトからの文言の転用を推奨していると捉えられかねない点があった」

BuzzFeed Newsが入手した社内マニュアルなどによると、DeNAは「誰でも投稿できるキュレーションメディア」であり、記事の正確性の責任を持たないとしながらも、実際には外部ライターと契約して書き方を指示し、他メディアからの引用とわからないように書き換える手法まで教示していた。

クラウドソーシングサービスを使って、外部ライターと安価で契約し、大量に作成した記事をSEOに力を入れることで、Google検索結果の上位に並べる。これが、DeNAパレット急成長のカラクリだった。

守安CEOは、このマニュアルの存在を「BuzzFeedの報道で知った」と述べた。また、南場会長もWELQの問題などについて「知ったのは、実は報道されてから」だという。

では、いつ、誰の手によってこのカラクリは始まったのか?

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最終更新:2016/12/8(木) 13:18
BuzzFeed Japan

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