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生き残りかけて「会議やめます」 働き方どう変える?社長たちの覚悟

2016/12/12(月) 17:32配信

BuzzFeed Japan

働き方について考えるシンポジウム「CHANGE Working Style」(朝日新聞社主催)で12月12日、大手企業6社のトップが、働き方改革を進めるための「覚悟」を語った。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

【診断】どこまで許せる? あなたの便利のために、誰かが働いています

「会社なんて来るな」

●カルビー 松本晃会長

東京駅にほど近いカルビー本社。23階の窓から見下ろすと、たくさんのオフィスビルが見える。

「ダイバーシティーが嫌いな会社は、ここにたくさんある。うちの会社は当分ダイバーシティーを進めますから、嫌ならそちらに行ったらどうですか」

社員に嫌われても、改革を進める。それは成果を上げ、会社を成長させるため。松本会長の持論だ。

「今までは、勝たなければ負けていた。今は、勝たなければ死にます。会社は、変革しなければならない」

仕事の成果はどこででも上げられるとし、出社しなくてもいい働き方を提唱する。

「会社なんて来るな、何もいいことがないよ」と言うと、案の定、男性シニア管理職がクレームをつけてきた。「在宅勤務を認めると社員がサボりますよ」という彼に、こう返した。「あなたは会社に来てサボっている」。

帝国データバンクの2016年7月の「女性登用に対する企業の意識調査」によると、全国の企業10285社の平均で、女性管理職の割合は6.6%だった。カルビーでは女性管理職の割合は2016年4月で22.1%。売上は毎年10%、利益は20%ずつ成長している。

「会社が社員の時間を奪っているから、社員が魅力的にならない。人間は時間があれば、勉強するし、教養を高められるし、家族を大事にする。魅力的な人間が、いい仕事をするのです」

「社長室のドアはいつも開いています」

●資生堂 魚谷雅彦社長

2015年、育児時間を取る美容部員にもキャリアアップできる働き方改革を示した資生堂。女性の管理職比率は2006年の13%から27%に増え、来年1月に3割を達成するという。最終的には、50:50の機会均等を目指す。

「ヒエラルキーをぶち壊すことが重要。年功序列、終身雇用のシステムでは、そのポジションになることがアガリになってしまっている。上司の世代が自ら行動を変えるには、自分たちのやり方だけではないと知ってもらうしかない」

会議や資料はスマートにする一方、社長室のドアをいつも開けておき、カジュアルに話せる環境をつくりたい、という。

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最終更新:2016/12/12(月) 17:32
BuzzFeed Japan