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逃げ恥人気を表す4つの数字「半沢直樹」以来の“右肩上がり“視聴率

2016/12/19(月) 19:00配信

BuzzFeed Japan

新垣結衣の主演ドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」(TBS)が12月20日の放送で最終回を迎える。同性が見ても親近感がある新垣、星野源というキャストに「ムズキュン」と呼ばれるじれったいムズムズする展開で進むラブストーリー。「情熱大陸」「新婚さんいらっしゃい!」など随所にパロディを込める遊び心と、ドラマとしての評価は高い。今記事では逃げ恥人気を表す4つのデータで紐解いてみる。
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)
【BuzzFeed Japan / 徳重辰典】

TBS火曜22時ドラマ初の2ケタ視聴率スタート

逃げ恥は2014年4月に設けられた「火曜22時ドラマ枠」で放送されている。

2016年4月期の「重版出来!」など評価が高い作品はあったものの、同枠は視聴率的には苦しんでいた。

しかし、逃げ恥は初回(10月11日)の視聴率で10.2%と同枠初の2ケタ発進。

第2話では12.1%を記録し、15年4月期の「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」の最終回の10.5%を超え、早くも火曜ドラマ枠の歴代1位の視聴率を記録した。
新垣、星野というキャストの人気もあるが、2ケタの初回視聴率の要因と考えられるのが、フジテレビのドラマ枠(制作は関西テレビ)の“引っ越し“だ。

もともとはTBSと同じ火曜22時にドラマを放送していたが、2016年10月から火曜21時に移動した。

これまでSMAP草なぎ剛の主演ドラマなどを放送してきたライバルが同時間帯からいなくなったことで、ドラマファンの視聴が逃げ恥に集まり、好スタートを切る要因となった。

「半沢直樹」以来!右肩上がりに伸びた視聴率

連続ドラマは注目度の高い初回の視聴率に比べると、第2話の視聴率が減少するケースがほとんどだ。

現在、視聴率20%を連発するテレビ朝日系の人気ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」も初回視聴率は20.4%だが、第2話は19.7%と微減している。

一方、逃げ恥は初回放送から第2話では10.2%→12.1%と大幅アップしている。第1話放送後からドラマでの新垣結衣のキュートさ、さらにエンディングの「恋ダンス」がネットで話題となったことで注目度が増したことが一因だ。

さらに逃げ恥は第10話まで視聴率が一度も下がらず、常に右肩上がり。評判を聞きつけて見始めた視聴者を、確実にファンにしてきた結果といえる。

逃げ恥のように、右肩上がりの視聴率を記録した連続ドラマは2016年にはない。さかのぼってみると、2013年7月にTBSに放送された「半沢直樹」以来の現象だ。

口コミで広がり、作品の質によりファンを増やし、社会現象となる。逃げ恥はドラマにとって理想的な姿といえる。

右肩上がりのままで終われるかも注目だ。

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最終更新:2016/12/20(火) 9:11
BuzzFeed Japan