ここから本文です

ドイツのクリスマス市をトラックが襲撃し12人死亡「テロの可能性」

2016/12/20(火) 14:59配信

BuzzFeed Japan

12月19日夜、独ベルリンのクリスマス市にトラック1台が突っ込んだ。ベルリン警察によると、少なくとも12人が死亡、48人が負傷した。群衆を狙った襲撃事件とみて、捜査している。【BuzzFeed Japan】

食べ物が喉を通らない 衰弱した子どもたちは助けを求めている。

にぎわうクリスマス市で

クリスマス市が開かれていたのは、ベルリン中心部のブライトシャイドプラッツ広場。クリスマス市は、食べ物や飾りなどを売る仮設の屋外市場で、毎年クリスマス前に買い物客でにぎわう。

広場にあるカイザー・ヴィルヘルム記念教会の近くで、トラックは群衆に突っ込んだ。教会は、第二次世界大戦中の1943年に爆撃を受け、残骸が戦争遺跡として保存されている。

トラックはクリスマスの屋台をなぎ倒し、買い物客らを巻き込んで、市場を進んだという。警察の広報担当、トーマス・ノイエンドルフ氏がドイツ・メディアに語る。

トラックを目撃したエマ・ラシュトンさんは「事故ではなかった。時速60キロで、市場の真ん中を走っていた。速度を落とす様子はなかった」とSky Newsに語った。

男の身柄を拘束

ベルリン警察によると、1人の男の身柄を拘束した。ヴィンフリッド・ヴェンツェル広報官はAP通信に、衝突現場から約2キロ離れた場所でこの男を確保したと話した。

同広報官がドイツメディアWeltN24に話したところによると、一人の目撃者が運転手を遠くから追跡。警察に居場所を伝えたという。警察は男を拘束しパトカーに乗せた。広報官は「男は動物園の暗がりに隠れようとしていたとみられる」と話す。

これとは別にトラックに乗っていた男性が死亡した。この男性はポーランド国籍で、トラックを運転してはいなかったという。

トラックにはポーランドのナンバープレートがついていた。警察によると、このトラックはポーランドの建設現場から盗まれた可能性があるという。

地元ARDの報道によると、トラックを所有する運送会社の社長はポーランドのテレビ局に、いとこがこのトラックでイタリアからポーランドに向かっていたと語った。

ただ、この社長は「(いとこが)襲撃するようなことはない」と話し、事件に巻き込まれた可能性を示唆したという。

1/2ページ

最終更新:2016/12/20(火) 18:45
BuzzFeed Japan