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東横インは支配人の97%が女性。独特の経営術を社長が明かす

2016/12/20(火) 17:30配信

BuzzFeed Japan

株式会社東横インが、1000人のキャリア女性、1000社の企業が選ぶ「JAPAN WOMEN AWARD 2016」にて、企業部門別ランキング「リーダー輩出部門」のグランプリを受賞した。

登壇した黒田麻衣子社長は、創業者・西田憲正氏の長女であり、二児の母でもある。2006年にハートビル法違反、2008年には廃棄物処理法違反で社長が逮捕され、深刻な経営難に陥ったものの、その後V字回復を遂げている。その秘密は一体何なのか?【BuzzFeed Japan / 嘉島唯】

最初は副業から始まったホテル業。支配人は飲み屋のママ

もともと、東横インは電気設備工事業のかたわら、創業者の西田憲正さんが”副業”として始めた事業だった。

「創業者は、ホテル業とは全く無縁だったんです。どうやって人をもてなしたらいいのかわからない。そこで、行きつけの飲み屋のママに1号店となる蒲田の支配人を任せたんです」

2号店は、男性の支配人を任命した。しかしどうも上手く回らない。

「1号店はいつもピカピカしているのに、2号店は暗いしタバコ臭くなってしまったんです。どうしてかな?と。女性の方が”向いている”のかもしれません。”優れている”のではなく”向いている”」

男性の支配人は去り、かわりに1号店のママが2店舗の支配人を務めるようになった。これらの経験があったため、同社の支配人は女性が圧倒的に多い。数にして97%にものぼる。

「いらっしゃいませ」は言わない

「飲み屋のママは『いらっしゃいませ』ではなくて『おかえりなさい』っていうのよ、父にアドバイスしたそうなんです」

実際、東横インは宴会場がない『宿泊特化型』のホテル。寝に帰ってくるための場所であるため、このような配慮がなされているという。

支配人の面接には、黒田社長が自ら立ち会う。

「ホテル経験のない方しか雇いません。他のホテルの先入観でやっていただくと逆に難しいので」

平均年齢は48歳。子どもが中学生ほどになって、育児が一段落した人を採用することが多いという。

「業務では、女性として培ってきた等身大の経験を活かしてもらっています」

経営は、家計簿の延長線上にあると語る黒田社長。例えば、朝食サービスも各店舗で異なるそうだ。

「本社からは『1食、だいたい何円で作って欲しい』というような要望だけだして、あとは店舗に任せています。お客様のお仕事によって朝からカレーを出す店舗もありますし、京都は小鉢を出す。支配人と朝食スタッフの感性でやってもらっています」

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最終更新:2016/12/21(水) 10:10
BuzzFeed Japan