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オスプレイの事故率は平均以下ではなかった 上昇を把握していた防衛省、新しい数字は開示せず

2016/12/21(水) 5:00配信

BuzzFeed Japan

沖縄で12月13日に起きた、オスプレイの事故。6日後の19日、早くも飛行が再開した。今回、事故が起きて改めて注目を浴びたのが、オスプレイの「クラスA事故率」だ。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

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沖縄の海兵隊は飛行再開に際し、プレスリリースで、在沖縄米軍トップのニコルソン四軍調整官のコメントを発表した。

「日本国民にとって、私たちがMV-22の安全性と信頼性に対する最大限の確信(confidence)を共有し、理解してもらうこと(understand)は大切なことだ」

米軍は機体の安全性を強調するが、大破した機体の回収はまだ終っていない。日米地位協定に基づいた海上保安庁の捜査協力にも応じていない。

そんな中での決定。米軍や再開を容認した日本政府に対し、「原因究明は進んでいない」「早すぎる」などの大きな反発が生まれている。

そもそもクラスA事故率とは、「10万飛行時間あたり」の「被害総額が200万ドルを超えるや死者を出した」割合を示す数値だ。今回の事故もクラスAに該当する。

防衛省が作成した資料では「海兵隊は、事故率を航空機の機体の安全記録を代表する指標として重視」と紹介している。

米軍がオスプレイを普天間基地に配備するとき、日本政府は「1.93」(2003~2012年)という数字を示し、安全性の根拠のひとつとしてきた。

米海兵隊が持つ航空機全体の平均「2.45」(同)よりも低いことが、その理由だ。

オスプレイの事故率は現在、上昇している。

防衛省はBuzzFeed Newsの取材に、「政府の把握している」最新の数字が、2015年9月末時点の「2.64」であると説明した。

防衛省によると、オスプレイの事故率の推移は以下の通り。

・12年4月末:1.93
・12年9月末:1.65
・13年9月末:2.61
・14年9月末:2.12
・15年9月末:2.64

米海軍安全センターによると、米海兵隊全体の平均値は2.63だ(02~16年12月9日)。


この事故率の上昇に関しては、毎日新聞が「事故率2.64に上昇 15年9月時点」と、時事通信が「オスプレイ、事故率上昇=操縦難しさ指摘も」などと報じた。朝日新聞も記事内で触れている。

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最終更新:2016/12/21(水) 12:24
BuzzFeed Japan