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クレームはメディアに左右される 県庁職員が語る「ネット炎上」の実情

2016/12/30(金) 10:16配信

BuzzFeed Japan

2016年も、企業や自治体のプロモーションがネット上で批判を浴び、謝罪、取り下げに至る事例が多く見られた。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】

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一部だが、以下に列挙する。

・矢口真里さんなどを起用した「日清カップヌードル」のテレビCM
・東京メトロのキャラクター「駅乃みちか」
・P&G「ファブリーズvsくさや」
・ルミネ「働く女性たちを応援するスペシャルムービー」
・東急電鉄のマナー広告シリーズ「わたしの東急線通学日記」
・オリエンタルラジオの写真集「DOUSEI-ドウセイ-」
・鹿児島県志布志市の「養殖うなぎ」のPR動画「うな子」
・スペースワールド「魚氷漬けスケートリンク」(順不同)

止まらない炎上。批判を浴びる表現方法。本記事では、ネットメディアとその関係について紐解きたいと思う。

「炎上が気になりすぎる」 県庁職員の本音

BuzzFeed Newsは、某県庁に勤める男性職員に話を聞いた。彼が所属するのは広報課。県のPR企画を日々施行している。

ともすれば批判の的になり、責任を負う立場だ。匿名を条件にBuzzFeed Newsの取材に応じてくれた。

制作している側は、昨今のネットメディアをどう感じているのか?

「これまでは地方の企画であればその地域の人からのクレームが多かったのですが、最近は関係ない人もクレームに加わっている印象があります」

「例えば、スペースワールド(福岡県北九州市)の氷漬けスケートリンクは悪趣味だと思いますが、地元住民より東京の方が騒いでいたように思います」

「今までは、どう話題にするかを考えるだけでよかったのが、そのような視線も入ってきているので、過剰になっている印象はありますね」

炎上が気になり、表現の幅が狭くなっていることはあるか?

「それはあります。すごくありますね。特に自治体の広報部は(住民の意見を聞く)広聴と紐付いていることが多いので、自分たちの表現が直接クレームにつながることもあり、攻めにくくはなっています」

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最終更新:2016/12/30(金) 10:16
BuzzFeed Japan

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