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築地市場の初セリ、マグロの最高値は7420万円 6年連続ですしざんまいポーズ炸裂

1/5(木) 8:22配信

BuzzFeed Japan

東京都の築地市場で1月5日早朝、新春恒例の初セリが開かれ、青森県大間産の生クロマグロ(212キロ)が、最高値の7420万円(1キロあたり35万円)で落札された。豊洲への移転が延期され、「東京の台所」は今年も築地でスタートを切った。「最後の初セリ」として盛り上がった昨年より1キロあたりで5倍の値をつけ、4年ぶりの高値となった。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

【写真】築地市場の活気にあふれる姿を伝える写真12枚

マグロの水揚げ量が落ち込むこの時期は、

縁起を担げることや最高値で落とせばPR効果もあることも相まって、高値がつく。

競りがあった生鮮マグロ卸売場で、卸売業者を代表して大都魚類の青木信之社長があいさつ。

「築地の看板と言うべきマグロの商売がますます賑わいますよう、心よりお祈りいたしまして、新年のあいさつとさせていただきます」

仲卸業者からは、東京築地魚市場大物業会の早山豊会長が、移転への不安を口にした。

「(豊洲移転が延期され)とまどいと怒りがある。私たちは、与えられた環境と条件の中でしか商売ができません」

その後、一本締めがされた。

最高値で生クロマグロを落札したのは

今年もすしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村。6年連続で最高値での落札となった。

喜代村は、2013年に香港のすしチェーン店と競り合った。

2013年、史上最高値の1億5540万円(1キロあたり70万円)で落札し、脚光を浴びた。

ライバルが競りから撤退してから落札価格は落ち着き、14年は736万円(同3万2000円)、15年は451万円(同2万5000円)だった。16年は価格が上がり、1400万円(同7万円)。

喜代村の木村清社長は、BuzzFeed Newsなど報道陣に対し、笑顔でこう語った。

「形といい、大きさといい、脂といい一番だった。競争相手が多かったので、高くなってしまった。ぜひお客様に早く食べてもらいたい」

そして、ご満悦の木村社長はお決まり「すしざんまいポーズ」で喜びを表現した。

小池百合子都知事は、早くても2017年冬に築地が移転する見通しを示している。

今年が築地最後の初セリとなるのか。揉めにもめた豊洲への移転問題に決着はついていない。

最終更新:1/5(木) 9:38
BuzzFeed Japan