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勝者は“名誉の生贄” 豊穣を願う儀式で行ったサッカーみたいなマヤ人の球戯

1/15(日) 13:00配信

THE PAGE

 メキシコ、ユカタン半島のカンクンは日本でも知られた有名なリゾート地であるが、そのカンクン南のプエルトモレロスからプンタ・アレンまでの全長約193kmのカリブ海沿岸を「リビエラ・マヤ」と呼ぶ。ここは近年、オールインクルーシブホテルが建ち並び、特にヨーロッパからのセレブ、有名人が訪れるリゾートとして注目されている。カンクンよりマヤ遺跡、セノーテ、自然テーマパークへのアクセスが良く、あらゆる層の旅行者から人気のエリアである。

フォト・ジャーナル<メキシコ リビエラ・マヤを旅する>-倉谷清文第1回

 チチェン・イッツァの球戯場。現在のサッカーのような球戯で、腰でボールを打ち、壁上部の輪に通すと得点になる。娯楽ではなく、豊穣を願う儀式として行われていた。試合結果によってチームのキャプテンが生贄になったとされ、残された壁画から推測すると、負けたほうではなく勝ったほうが名誉として生贄に捧げられたとも言われている。球戯場の壁は上部に行くに従い内側に傾斜していて、選手の声を反響させる造りになっている。スケールの大きさとマヤ人の精巧な石組み技術に驚かされる。

(2016年1月撮影)

最終更新:7/18(火) 10:57
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