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【全文】オバマ大統領、任期最後の演説「あなたたちが私をよい大統領にしてくれた」

1/11(水) 17:12配信

ログミー

2017年1月10日、バラク・オバマ米大統領が、シカゴで任期最後となる演説を行いました。アメリカ国民全員に謝意を伝え、民主主義に対する信念や多様性の大切さを説きました。

アメリカ国民が私をりよい大統領にしてくれた

バラク・オバマ氏:私の同志、アメリカ国民のみなさん。

(会場歓声)

ミシェルと私は、この何週間かの間に頂いた、みなさんからのお別れの言葉に、感動しています。しかし、今夜は私がみなさんに御礼を申し上げる番です。

(会場歓声)

実際に目を合わせてお話しできたのか、同意できたかどうかにかかわらず、私がアメリカ人のみなさんとできた対話……、場所は客間、学校、農場、工場の床、ダイナー、遠くの駐屯地であったりしましたが、そこでのあなたたちとの対話は、私を正直にさせ、奮起させ、邁進する助けとなってきました。

毎日私はみなさんから学んできました。みなさんが私をよりよい大統領にしてくれたのです。それにより私はよりよい人間となることもできました。

私が初めてシカゴに来たのは20代前半の頃でした。その頃、私はまだ自分が何者なのかを理解しようとしている時でした。自分の人生の目的を模索していたのです。

ここからそう遠くはありませんが、近所の閉鎖された製鋼工場の陰に教会のグループがあり、そこで私は働き始めました。そこで私は信仰の力、そして苦しみと失意の浮かぶ労働者の顔にある、静かな尊厳を目にしました。

(会場歓声)

そこで私は、普通の人たちが深く関わり、一致して要求することで、物事は「チェンジ」することができるのだということを学びました。

みなさんの大統領として8年間の勤めを果たした後でも、まだ私はそう確信しています。しかも、それは私の信念というだけではなく、アメリカの思想の真髄でもあるのです。自治政治という大胆な試みです。それは、みな平等に創造されたという確信です。創造者から、奪うことのできない、命、自由、幸福の探求といった確かな権利を与えられているのです。

そのような権利こそが、私たちが決して自滅しないという証拠となっています。我々人類は、民主主義という手段を通して、さらに完全な結束を生み出すことができるのです。なんとすばらしいアイデアなのでしょう。私たちの創造者がくれた、すばらしい贈り物です。

我々が懸命に働いて、想像をすることにより、個々が自分の夢を追う自由、そしてさらによいものを手に入れるため、一致して追求するという使命があります。

240年間にわたり、この国は国民に、それぞれの新たな時代に対して仕事と目的を提供してきました。それこそが愛国者に専制政治ではなく共和主義を選択させ、開拓者に西部を旅させ、奴隷たちに自由への道を作る勇気を与え、移民や難民が海を渡りやってきて、リオ・グランデは女性に投票するようにさせ、労働者が組織立つように力づけたのです。

それゆえに、GIはオマハビーチや硫黄島、イラクやアフガニスタンで命を捧げました。From Selma to Stonewall(キング牧師ら黒人公民権運動の始祖が大行進したセルマ、同性愛者擁護運動が始まったストーンウォール)の男女が同様に命を捧げる用意ができているのも同じ理由からです。

(会場拍手)

我々がアメリカは特別であると言うのは、このような意味で言うのです。建国後から問題がなにもなかったからというのではなく、我々が変革をする能力を示し、後の時代がよりよい生活を送ることのできるようにするということです。

そうです、我々の進歩は平坦ではありませんでした。民主主義の働きは常に容易でなく、論議を呼び、時には血を流すことすらありました。常に前に2歩進む度、1歩後退しているような感じがするものです。しかし、アメリカの長い働きは、「前進」という言葉で定義され、継続的に、基盤となる信条を広げ、一部ではなく、すべてを受け入れてきたのです。

(会場拍手)

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最終更新:1/11(水) 17:12
ログミー