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横浜・三渓園で写真展

カナロコ by 神奈川新聞 1/12(木) 18:30配信

 ◆建物と生け花、江戸期の技術で優美に
 三渓園(神奈川県横浜市中区)で、江戸時代の写真技術「湿板」を使って園内の建物と花を撮影した写真展「会所」が開かれている。米国出身の写真家エバレット・ブラウンさんが撮影し、和紙に焼き付けた優美なモノクロ写真が並ぶ。

 湿板は、薬品を塗った透明のガラス板を使った撮影技法。被写体が細部まで鮮明に写り、美しい陰影と自然なにじみが特徴だ。

 ブラウンさんは、日本の伝統文化を中心に撮影している。今回の展示は、中世の文化サロン・会所がテーマ。江戸時代に建てられた「臨春閣」などと、梶井宮御流家元・藤原素朝さんが生けた花を組み合わせ、建物と生け花を融合させた作品を生み出した。

 同園を象徴する植物でもあるハスの若葉から枯れた葉までを撮影し、現在・過去・未来を表現した写真など、展示は15点。それぞれの建物が建築された当時を想像させるような質感の作品もある。同園は「三渓園も会所と同じく、文化人が集い、さまざまな文化を育てた場所。作品を通じ、それを紹介できれば」と話す。

 3月12日まで。入園料大人500円。会期中無休。問い合わせは、同園電話045(621)0634。

最終更新:1/12(木) 18:30

カナロコ by 神奈川新聞

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