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動物たちが人類を訴えた! 「もしも?」の“法廷バトル“本が大人も学べてすごい!

1/14(土) 18:00配信

BuzzFeed Japan

絶滅に危機に瀕している動物たちが、人間を相手に裁判をする!そんなまさかの法廷バトルを通して、さまざまな動物たちがどうして苦しい生活に追いやられたのかを教えてくれる本がある。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

【写真】死刑囚の最後の食事

書店の児童書コーナーに置いてあるこれだ。

「『もしも?』の図鑑 絶対危惧種 救出裁判ファイル」(実業之日本社)

著者は、大渕希郷さん。上野動物園・両生爬虫類館の飼育展示員、日本科学未来館の科学コミュニケーターを経て、現在は京都大学・野生動物研究センターの特定助教だけでなく、日本モンキーセンターのキュレーターも務めている。

動物園や水族館で見ることができるライオンやホッキョクグマ、ラッコだって、実は絶滅危惧種なのだ。

愛くるしい彼らが、人間を訴えるだと?さすが「もしも?の図鑑」である。斬新なアイディアに一気に引き込まれ、本を取ってすぐにレジへと向かった。

動物(原告)vs 人間(被告)のバトルは4つのテーマ

2015年に発売されたこの本では、「棲息地をめぐる裁判」「外来種をめぐる裁判」「乱獲・害獣駆除をめぐる裁判」「故郷と自立をめぐる裁判」の4つのテーマで、”動物 vs 人間”の法廷バトルを動物ごとに展開。

IUCN(国際自然保護連合)と日本の環境省が、それぞれ絶滅の危険度で分類した「レッドリスト」を使って動物(原告)のプロフィールと証言、人間(被告)の弁明を載せる。

そして、裁判官の「神様」が判決を下し、現在の保護の取り組みなどの情報も示している。

人間が、いかに動物を絶滅の日へと歩ませているのかをイラスト付きで説明しているだけでなく、漢字には全てふりがながあり、子どもでもすらすらと学べる内容となっている。

大渕さんは、法廷上のセリフについてこう説明している。

『動物たちが人間に対してどんな思いを抱いているかは、誰にも分かりません。だから、この本の動物のセリフは、科学データを参考に想像したものです。そして神様のセリフは私の想いです』

本の一部を見ていきたい。

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最終更新:1/14(土) 18:00
BuzzFeed Japan