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長期投資の強い味方ETFとは? 個人投資家が注意しておきたいこと

1/23(月) 15:40配信 有料

THE PAGE

 世界の株式に分散投資できて、しかも手数料が安く、長期投資にうってつけのETFが、日本市場でもかなり浸透してきました。昨年、日銀が積極的に買い始めたことでも話題となっています。

 あらためてETF投資とはどういうもので、どのような種類があり、投資を始める前に注意すべき点などを、あおぞら証券、顧問の伊藤武さんが解説します。


  ETFとは? なぜ手数料が安いのか?

 前回は投資信託をトピックとして取り上げ、投資対象としてアクティブ・ファンドとパッシブ・ファンドの分析と比較を行いました。今回はETFをご紹介します。投資信託の競合商品として開発され、その結果として投資信託改革を促進した商品として、注目されるのがETFです。ETF (Exchange Traded Fund - 上場投資信託) は、世界各国の証券市場に上場している投資信託です。

 1990年代に米国で開発され、2016年に資産残高は約3.5兆ドルに到達しています。わずか20年間ほどの期間に、米国公募投信残高の20%に急成長し、その勢いはとどまることを知りません。そして、パッシブ・ファンド全般の人気はETF市場のすう勢をたどって成長しています。

 というのは、ETFは世界中の株式市場の指数に連動するように設計され、パッシブ・ファンドとして、最も安価で利便性の高い分散投資手法として提供されているからです。ETFの年間信託報酬は平均的に資産残高の0.35%まで下がり、すでにご紹介しましたバンガード社の旗艦ETFの信託報酬はわずか0.05%に設定されています。対抗上、公募投信の信託報酬も下げる必要性が高まり、それにより投資家は資産運用手数料が下げ続ける恩恵を受けています。

 ETFの仕組みは、公募投信などと比較すると、組成が安易で、証券市場への上場も比較的容易に達成できます。そして利便性も公募投信を上回っています。例えば、公募投信ファンドは日々証券市場が引けた後、基準価格が計算され、その基準価格に基づき、新規購入や解約がなされます。それに対し、ETFは市場取引が行われている時間中、いつでもその時点の時価で算定される価格で売買ができます。手数料は、株の売買同様の委託手数料のみを必要とします。本文:6,438文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

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最終更新:1/30(月) 9:12
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