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メイ英首相、EUからの完全離脱を表明

AbemaTIMES 1/19(木) 14:49配信

 イギリスのメイ首相がEU(ヨーロッパ連合)からの離脱について演説を行い、移民を制限し、EUの単一市場からも完全に離れる方針を明らかにした。

 メイ首相は「イギリスはEUを離脱する。私の役目はイギリスにとって正当な取引をすることだ。部分的なEUへの加盟や準加盟国のような中途半端なことはしない」と演説した。

 また、メイ首相はEUからの移民の流入を制限し、人やサービス、資本の移動の自由を原則とするヨーロッパの単一市場から完全に離脱する意向を初めて明らかにした。経済政策より移民の制限を優先する方針は「ハード・ブレグジット」と呼ばれていて、イギリスに拠点を置き、ヨーロッパで事業展開を進める日本企業にも影響が出るのは必至だ。メイ首相は3月末までにEU側に離脱の通告を行い、その後、2年かけて交渉を進めたいとしている。

 一方、EU残留を望むスコットランド自治政府のスタージョン首相は「メイ首相の演説は我々の利益にはならず、英国は経済的に破滅する恐れがある」と反対の声をあげた。スタージョン首相はイギリスからの独立を目指し、新たな住民投票の実施を検討しているとみられ、メイ政権はEUだけでなく国内でも難しい交渉を迫られることになる。

最終更新:1/19(木) 14:49

AbemaTIMES