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『エグリア~赤いぼうしの伝説~』の体験会が吉祥寺で開催 熱心なブラウニーズファンが集結

ファミ通.com 1/21(土) 21:42配信

文・取材・撮影:編集部 古屋陽一

●吉祥寺はブラウニーズのお膝元
 2017年1月21日、東京・吉祥寺Linkにて、DMM.com POWERCHORD STUDIOとブラウニーズによるスマートフォン向けRPG『エグリア~赤いぼうしの伝説~』の体験会が行われた。東京・札幌・福岡・大阪・名古屋の全国5都市での開催が予定されている体験会。その皮切りとなる東京・吉祥寺はブラウニーズのお膝元。スタッフの皆さんは“吉祥寺ブラウニーズ”と書かれたハッピを身にまとい(戦闘服とのこと)、事前募集から抽選で選ばれた50名を超えるファンを待ち受けた。午後4時の開場前には人が集まり始めており、なかには茨城県から2時間かけて訪れたという方も。「ブラウニーズさんのファンで、最新作が楽しみで来ました」とのことで、ブラウニーズには熱心なファンが多いかがうかがえる。

 体験会は開発者のトークショウからスタート。フリーアナウンサーの楪望さん司会のもと登壇したのは、『エグリア~赤いぼうしの伝説~』の開発チームから、代表取締役社長の亀岡慎一氏、グラフィックデザイナーの津田幸治氏、プランナーの宮川真理氏と杉田霞氏の4名。まずは亀岡氏からタイトル開発に至るまでの経緯が語られた。開発期間はおよそ2年という『エグリア』だが、そもそもは、「とにかく好きなものを作りたい」との亀岡氏の思いから、社内で土日に5~6人で集まって作っていたプロジェクトがベースになったとのこと。それが、もと同僚であるDMM.com POWERCHORD STUDIOの岡宮道生プロデューサーと飲んで「何かいっしょにやろう」と誘われたときに、そのプロジェクトの話をしたところ、縁があっていっしょに進めることになったのだとか。

 グラフィックデザイナーを務める津田幸治氏は、前職も含めて亀岡氏とは20年来のつきあい。それだけ“共通の理解”も深く、亀岡氏から「好きなものを作りたい」と言われたときに、喜んでプロジェクトに参加したという。「(亀岡氏とは)長年連れ添っていて……」という津田氏の表現に、亀岡氏とのほのぼのとした関係性がうかがえる。プロジェクトに加わった津田氏に対して、亀岡氏からは「暖か絵で、おいしい絵にしてほしい」との要望があったのだという。“暖かい”というのは何となくわかるが“おいしい”というのは何とも判断に苦慮するところ。それでも津田氏は、とにもかくにも“自分にできるものを”ということで、背景を仕上げていったという。

 プランナーの杉田霞氏は、「おいしそうなイラストを使って街作りをしていいんだ」ということで、実際にゲーム内に街を落とし込んだ。イラストのテイストをそのままゲームに落とし込めるように……ということで、津田氏にはとにかくいろいろな角度からたくさんのイラストを書いてもらったという。結果として、『エグリア』ではしっかりとした街並みが再現されたようだ。

 魅力的なキャラクターが多数登場するのも、本作の見どころ。司会の楪さんから登場キャラクター数を聞かれた亀岡氏は、「捉えかたが難しいですが……」と、前置きをしたうえで、「数10種類はいます」と返答。ただいま『エグリア』の公式Twitterでは、10数種類のキャラクターが紹介されているが、「まだまだいますよ。隠しキャラクターも山ほどいます」(亀岡氏)とのことだ。

 ユニークな登場キャラクターの中でも、とくに楪さんが気になるのは“くあぞー”だったようだが、こちらはもともとスタッフが社内で書いていたキャラクターがモチーフになっているとのこと。名前ももともと“くあぞー”だったようで、気に入った亀岡氏が、タッチを『エグリア』風にアレンジして、ゲーム内に収録することにしたようだ。

 さらに、主人公であるチャボのネーミングについては、「RPGによく出てくる名前なので、深い意味はないのですが、レッドキャップ族には、にわとり系の名前が多いです。キラキラネーム的な……。本作をプレイして結婚された方が、お子さんに“チャボ”と名付けてくださったらうれしいですね(笑)」とのこと。そんなコメントを聞いていると、亀岡氏も“チャボ”という名前にはけっこう思い入れが深いようだ。

 最後に、誰もが気になる「配信時期は?」との質問には、「これから皆さんに実際に触っていただければ、開発状況はわかると思います。そこから察していただければと」と、さすがに配信日に対しては少々ガードが固い様子。それでも「2月くらいには何かしら具体的なことが発表できればと思っています」とのことなので、2月には何かしらのアナウンスが期待できそうだ。

 と、ひとしきりトークに華を咲かせたあとは、本日のメインイベントとも言うべき待望の体験版のプレイへ。試遊は、50名強がふた組にわかれて、交互にプレイを楽しむというスタイルで行われた。会場では待機しているファンのために、ここだけでしか見られない“秘蔵設定資料集”を用意。さらに、開発スタッフとの交流があったりと、ファンにとってはたまらないであろうひとときとなった。ゲームについての感想を聞いてみると、「期待以上です」「待ちに待っていた街作りがありました」と、みなさんうれしそうな様子。何よりも、亀岡氏が「遊んでみてどうでした?」との問いかけに対して、大きな拍手が湧き上がったことが、満足度の高さを示すものと言えるだろう。


 最後に亀岡氏は「本作は“好きなものを作らせてもらう”ということで、言い訳ができない状況で臨んだタイトルです。スマートフォン向けアプリというと、“遊び応えがない”と思われがちかもしれませんが、本作はしっかりと遊べる作品になっています。『聖剣伝説』や『マジカルバケーション』は、ファンの方にいまでもご支持いただいていますが、『エグリア』も10年経ってもみなさんの心と頭に残るような作品になるといいなと思っています」とコメントし、体験会は終了した。

 『エグリア』体験会は、このあと1月28日(土)・札幌、1月29日(日)・福岡、2月4日(土)・大阪、2月5日(日)・名古屋と実施予定。申し込みは『エグリア』公式ホームページで受け付けているので、気になる方は出かけてみてはいかが?

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最終更新:4/12(水) 12:34

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