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「MRJ」量産1号機、5回目の納入延期三菱重工が会見(全文2)競合も遅れてる

1/24(火) 12:14配信 有料

THE PAGE

2020年に延期で優位性がどれくらい保たれると思うのか?

中日新聞:すいません。中日新聞のオサダといいます。宮永社長に質問させてください。今、2020年までに完成させて、日本の空を飛んでいきたいというお話、ありましたけれど、この2020年となると、この競合他社さんと、その初納入の時期などが重なってくる部分もあるのかと思うんですけれど、そのときにそのMRJの優位性というのはまだ、どれぐらい保てるかどうかというところの見立てを教えていただきたいのと、あとこの2020年ですね。皆さん、想像、すぐ連想するように東京五輪の2020年ですが、五輪をかなり意識された設定なのかどうかということを教えてください。

宮永:まず1問目は2020年、目標は19年末、20年、なるべく早くというところを目標に努力してまいりたいと思っておりますが、やはり競合先はエンブラエルでございまして、MRJ90の商品投入という面ではわれわれ、エンブラエルのやはり開発もかなり遅れておりまして、本当に195-E2という大きなタイプは少し遅れるんで、少しこの間、発表して遅れるとは言っておりますけれども、ほかが遅れるからいいという意味では決してございませんで、やはりこの手の開発の中でだいたいそれぐらいの感じかなと思っておりますけれども、その問題についてはわれわれ、飛行機の飛んでいる性能、実際の性能だとか、かなりの差があっても三菱工業としてはグループ全体で長期的にさまざまな販売戦略だとか、いろんなサポートで最終的には追いつけて、かつ性能は若干、やっぱり最後まで勝てると思っておりますので、それで勝ち抜いていけると思っております。

 ただ、初めのうち、いろんなことあると思いますけれども、それはマーケットにエントリーするという、市場に入るときにさまざまなことが起こるのはそれは当然、競合先はエントリーを少しでも妨げようとしてくるのは当然でございますから、それに対してはわれわれはフェアな戦いの中で地道に努力していく以外ないし、先ほど申し上げましたようなわれわれとしてはこれを長く、長い視点から考えて、絶対成功させるという観点でストラテジックに進みたいと思っております。

 それからもう1つ少し小型の、現在、米国のスコープクローズが緩和されるのが遅れているということも、これにつきましては正直、申し上げて、三菱重工業のわれわれの開発にとって、少しアゲインストではなくて、少しわれわれにとっては良いほう、われわれの開発時間、それから、MRJ70の投入とか、いろんなことを考えると、われわれにとってはフェイバラブルな状態ではないかなと個人的には判断しております。

 次に、もう1つの質問につきましては、やはりこれだけ、50年ぶりのジェット旅客機、旅客機の開発では、特にジェット機という面で考えますと初めての、非常にその、われわれとしてもチャレンジングではございますが、このような名誉のある開発に従事させていただいて、そのプロジェクトが最も21世紀の日本の、これからの成長の糧となるような、1つの励みとなる東京オリンピックの年にぜひ飛んでほしいし、また絶対飛ばしたいという気持ちで、もう最大限の努力をしていきたいと決意しております。以上でございます。

司会:ほかにございますが。では、真ん中の女性の方、すいません。本文:15,616文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

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最終更新:1/31(火) 9:13
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