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アパホテルの右翼書籍配置 日本政府対応に「矛盾」との指摘も

聯合ニュース 1/24(火) 20:51配信

【東京聯合ニュース】日本政府が韓国の民間団体が釜山の総領事館前に設置した旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像の撤去を求める一方、客室に慰安婦強制動員と南京事件を否定する内容の「右翼書籍」を置いて問題となっているアパホテルについては「民間のホテル」のこととして介入しないとの相反する立場を示している。

 萩生田光一官房副長官は24日の記者会見で、中国側がアパホテル問題について反発していることについて、民間のホテルがサービスの一環として置いている雑誌の一つであり、日本政府が書籍の配置について発言するつもりはないと述べた。民間ホテルが配置したため、日本政府は介入しない姿勢を示したものとみられる。

 こうした態度は釜山の日本総領事前の少女像設置への対応とは明らかに異なる。少女像は民間団体が設置したため、韓国政府も介入が難しいが、日本政府は駐韓大使を一時帰国させるなど、強硬な対抗措置を取った。菅義偉官房長官は6日の会見で、「日韓関係に好ましくない」とし、韓国政府と民間団体に脅威を与えるような発言をした。

 アパホテルは札幌市などで2月に開催される第8回冬季アジア大会の宿泊先に指定されており、韓国選手団のうち100人以上が同ホテルに泊まる予定とされる。組織委員会は書籍の撤去を要請したが、ホテル側が要請を受け入れたかどうかは確認されていない。

 韓国の民間団体の少女像設置に対しては強硬に対応しながらも、韓国と中国を強く刺激する内容の書籍配置問題については民間のホテルのため介入しない立場を示しているのは矛盾した行為との指摘も出ている。

最終更新:1/24(火) 21:05

聯合ニュース

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