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国の伝統工芸品に「南風原花織」

1/27(金) 16:00配信

沖縄タイムス

 【南風原】浮き出た柄の美しさや多様な織りの技法が特徴の南風原町特産「南風原花織」が26日、国の伝統的工芸品(伝産品)に指定された。

 南風原花織は同町喜屋武、照屋、本部の3集落で織られ、100年以上の歴史を誇る。15年度は着尺324反、帯1675本を生産。多様な技法も特徴で、細い縞(しま)や格子模様が立体的な「喜屋武八枚」、柄が斜めになって見える「南風原斜文織」のほか、チップガサー、クヮンクヮン花織などがある。県内からの指定は2012年の知花花織(沖縄市)に次いで15品目。

 生産者団体・琉球絣(かすり)事業協同組合の野原八重子理事長は「全組合員が待ちに待った指定。全国に知られることで、織り手育成にもつながる」と喜ぶ。同町の琉球絣も1983年に指定されており、今回の認定で、町の織り文化の豊かさが示された形だ。

 指定に伴い、後継者育成や新商品開発に経済産業省の補助金が得られる。

南風原花織を織る女性。浮き出る柄が華やかな印象を与える=26日、南風原町・手織工房おおしろ

最終更新:5/20(土) 10:20
沖縄タイムス