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全豪OP制したフェデラー、ともに復活したナダルへ「正直、きょう負けても幸せだった」

1/30(月) 8:11配信

BuzzFeed Japan

テニスの全豪オープン、男子シングルス決勝(日本時間1時間29日)、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)とのライバル対決は、フルセットの末、フェデラーが7年ぶり5度目の優勝を飾った。

フェデラーとナダル。2000年代半ばから二強時代を築き、2005年7月から2009年8月までの間、世界ランキング1位を2人で独占した。ナダルのクレー81連勝を止めたのはフェデラーで、フェデラーの全英6連覇を阻んだのはナダル。文字通りのライバルだ。

2010年代以降、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンディ・マリー(イギリス)が台頭し、フェデラーとナダルを合わせ「ビッグ4」と呼ばれるようになると、頂点をかけた2人の対戦は遠ざかる。フェデラーとナダルが四大大会の決勝で戦ったのは2011年の全仏オープンが最後となっていた。

フェデラーとナダルにとって、2016年はともに怪我に苦しんだシーズンだった。

フェデラーは2016年2月、娘たちを風呂に入れようとした際にひざの半月板を負傷し、同月には内視鏡の手術を実施。プロ転向以来、初めての大きな怪我だった。

4月に公式戦に復帰するも、6月の全英オープン準決勝でコートで足を滑らせ、再び左ひざを負傷。リオデジャネイロ五輪や全米オープンを回避し、リハビリに費やした。

一方のナダルも、昨年6月の全仏オープンで手首を痛め、完治させるために10月上旬にシーズンを終了。本調子とはいかない戦いから、ピークを過ぎたとの見方もあった。

昨年10月、ナダルは故郷であるスペイン・マジョルカにテニスアカデミーを開校し、そのオープニングセレモニーにはフェデラーも駆けつけた。
コートではライバルだが、試合を離れれば尊敬しあう仲の2人。

AFPによれば、ナダルはセレモニーで、こう語ったという。

「ロジャーと私は、テニスのやり方を忘れたわけではないし、最高のレベルで競技できるように練習している」

2017年最初の四大大会となる全豪オープンは、ともに怪我からの復活をかけ、臨んだ大会だった。

とはいえ、フェデラーは35歳、ナダルは30歳。若手の台頭もあり、復帰する2人の決勝の実現を予想した者はほとんどいなかった。

優勝候補と目されたのは現在最強と呼ばれるジョコビッチ、そしてジョコビッチを昨年の最終戦ATPツアー・ファイナル決勝で破って年間1位を確定させたマレーだった。

だが、ジョコビッチは2回戦で世界ランキング117位のデニス・イストミン(ウズベキスタン)にまさかの敗戦。マレーも4回戦で同50位のミーシャ・ズベレフ(ロシア)に敗れる。

ライバルたちが破れる中、フェデラーとナダルは勢いのある若手に打ち勝ち、決勝までたどり着いた。

準決勝でグレゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に勝利した後、ナダルはアカデミーのオープンセレモニーでは、まさかフェデラーと決勝で対戦するとは想像していなかったと明かし「だからこそ2人にとっては重要だし、特別なことだ」と語った。

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最終更新:1/30(月) 13:15
BuzzFeed Japan