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スターバックスもトランプ政治にNO 「メキシコとの間に壁ではなく、架け橋を作る」

2017/1/30(月) 15:34配信

BuzzFeed Japan

1月29日、スターバックスのハワード・シュルツCEOは、全従業員に向けたメッセージをHPで公開、トランプ政権の移民政策に反対する姿勢を明確に示した。【BuzzFeed Japan / Venessa Wong , 鈴木貫太郎】

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トランプ政権の方針に反対を表明したのは、スターバックスだけではない。Apple、Google、マイクロソフト、Facebookなど、移民の従業員を多く抱えるシリコンバレーのIT企業からも、次々と反対の声が上がっている。

スターバックスのシュルツCEOはメッセージで、一部の人々が排斥される現状を、「前代未聞の時代」と表現し、こう懸念を示した。

「長年当たり前のものだと思い、享受してきた、人権や礼節が攻撃を受けている」

難民を5年間で1万人採用

シュルツCEOはメッセージで、移民・難民の入国制限、医療保険、対メキシコ政策において、トランプ政権と正反対の方針を発表した。

一番目に支持を表明したのは、移民・難民の雇用と受け入れ。

世界75か国のスターバックスで、米国政府に指定された難民を、5年で計1万人採用する計画を発表した。

また、当面の採用では、米国軍の通訳などで協力した個人を優先すると付け加えた。

トランプ氏が大統領令に署名した直後に、空港で拘束された外国人の中には、イラクで米軍の通訳などで働いたハミド・ダーウィッシュさんが含まれていた。

「メキシコとの架け橋」を作る

トランプ大統領が「米国の利益を最優先」する政策を掲げていることから、米経済界では、米自動会社フォードがメキシコ工場新設を断念するなどの影響が出ている。

しかし、シュルツCEOは、スターバックスがメキシコへの投資を中止することはないと明言した。

「『壁』ではなく、『メキシコとの架け橋』を作る」

「貿易の制裁や移民規制が、彼らのビジネスに影響を与え、アメリカ人に対する信頼を損ねるかもしれない。しかし、私たちは、この非常に重要なマーケットに、今までと同じように投資を続ける」

スターバックスは2002年からメキシコで事業を展開している。60の街にある計600店舗で、7千人が雇用されている。

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最終更新:2017/1/30(月) 15:34
BuzzFeed Japan