ここから本文です

ダフィー、細谷だけじゃない ロッテの三塁候補に香月がいる!

1/30(月) 7:45配信

ベースボールキング

三塁のレギュラー獲得者現れず…

 15年オフに今江敏晃(現今江年晶)がロッテからFA宣言し、楽天へ移籍。長年今江がロッテの三塁のポジションに君臨していたが、空席となった。

 昨春はキャンプから細谷圭、中村奨吾、高浜卓也、香月一也らで熾烈なレギュラー争いを繰り広げた。昨季三塁でチーム最多出場したのが、14年ドラフト1位の中村奨吾。中村は三塁でチーム最多の50試合にスタメン出場し、5月5日の楽天戦で1ホーマーを含む4安打3打点の活躍を見せた。だが、シーズン通して安定した打撃を見せることができずレギュラー奪取とはならなかった。

 細谷圭が次いで44試合に先発出場。3試合連続三塁打、1試合5安打、9月24日のオリックス戦でCS進出を決めるサヨナラヒットとインパクトのある活躍を見せ、1年間一軍に帯同したが、チーム事情の関係で三塁だけでなく一塁での出場も多かったため、レギュラー確保に至らず。

 32試合で三塁に先発出場した高浜は、開幕戦に三塁のポジションでスタメン出場すると、6月9日に行われた古巣・阪神戦では「2番・三塁」で出場しソロ本塁打を含む2安打1打点の活躍を見せた。レギュラーに近い存在となったが、腰痛で離脱することが多く定着できなかった。

 結局、昨季は今江が抜けたポジションを奪った選手が現れず、併用という形で落ち着いた。今季も再びレギュラーを目指した戦いが行われる。

3年目の香月に期待

 今季は高浜、細谷、中村、新外国人のダフィーで三塁のレギュラーを繰り広げていくことになりそうだが、香月一也に期待だ。

 香月は大阪桐蔭高出身のプロ3年目。大阪桐蔭高時代3年夏には、大会通算打率.444、1本塁打、10打点の活躍で、夏の甲子園優勝に大きく貢献した。同年10月に行われたドラフト会議で、ロッテから5位で指名を受けプロ入り。

 1年目は一軍に出場することなく、二軍で腕を磨いた。2年目の昨季は二軍で112試合に出場。打率.281、6本塁打、52打点の成績を残し、チームがCS出場を決めた9月26日には一軍にプロ初昇格を果たした。

 同日のソフトバンク戦に「9番・三塁」でプロ初出場・初先発し、3回のプロ初打席で、12年沢村賞投手の摂津正の変化球をレフト前に運びプロ初安打をマークした。その後の打席では、快音を響かすことができず同月30日に一軍登録を抹消。

 香月は一軍でのサファテ、千賀滉大といった一軍で活躍する投手と対戦した中で、「あのピッチャーを打っていかないと一軍で打てない。この打ち方だったら一軍の球は通用しないかな」と感じたという。秋季キャンプでは、山下徳人一軍打撃コーチ、大村巌二軍打撃コーチにアドバイスをもらい打撃フォームを変更した。具体的にはタイミングの取り方を変えたそうだ。

 そしてオフは、「僕も一緒に連れて行ってもらいました」と大阪桐蔭高の1学年先輩・森友哉(西武)とともに亜細亜大で自主トレを行ったという。「色々バッティングを教えてもらいました。体がいい状態に仕上がってきているので、この状態で(キャンプ)行きたいです」と充実のオフを過ごした。

 25日に発表されたキャンプの一、二軍振り分けでは二軍スタートが決まった。ただ伊東監督は「これが全てではない」とキャンプ中に選手の入れ替えを示唆している。プロ3年目を迎える香月は「守備のリズムでバッティングができると思うので、守備をしっかりやってバッティングに繋げていきたい」と話す。キャンプは二軍スタートだが、アピールして一日も早くレギュラー争いに加わりたいところだ。

BASEBALL KING