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福島原発2号機の原子炉直下に「黒い塊」東電が会見(全文4完)

1/31(火) 17:26配信 有料

THE PAGE

次のロボット調査までにもう一度このガイドパイプによる調査を行えるのか?

司会(本社):はい、ありがとうございました。それではあらためて東京会場からお受けします。じゃあ一番前の方。

北海道新聞:北海道新聞のホソカワと申します。次のロボット調査までの間にもう一度このガイドパイプによる調査を行うことはできるんでしょうか、それとも今日、もう汚染されてこれ使えなくなって、次はもう途端にロボットということになるのでしょうか。

岡村:はい。調査につきましては非常に被ばくを伴う、多くの人間がこれ、携わりますので、予定されたプログラムとしてはこの1回限りということで、得られた情報、非常に大きいものですから、それを基に次の清掃、お掃除ロボットといいますが、それとサソリロボット、それを入れていくためのいろんな情報に資したいと考えております。

北海道新聞:それはロボットっていうか、このガイドパイプの問題ではなくて人の線量のことを考えてのことなんですね。これ自体はまだ使える、何度もやろうと思ったらできるんだけれども、ということなのか。ちょっと。

岡村:再利用は可能かと思いますが当然、先端部分に、非常に汚染しているっていうこともありまして、もともともそういう計画はありませんでした。

北海道新聞:先ほどの質疑の中でサンプルを採ることができていないということなんですけども、今後のこのカメラ、そしてロボットを入れたあとに、2018年に燃料の取り出しを始めるまでの間に、さらにどういうステップがこれからあるのでしょうか。取り出し方法を決めるまでの間には今回のカメラ、次のサソリロボット、そのあとどういったことが行えるんでしょうか。

岡村:非常に並行して物事が進んでいるというご理解をいただければと思うんですけれども、それぞれデブリですとか、いわゆる解けた溶融燃料のいろんなノウハウ、それからそういったものを取り扱う設備、機器ですね、そういったものの開発は並行して進んでおります。じゃあこのペデスタルの中の情報は要らないのかっていうことは、それはそうではありませんで、どこにどんなものがどんなふうに堆積していたり、あるいはどういう、構造物が中であるのか、欠落しているのかと。そういった情報っていうのは非常に、具体的な取り出しの装置の設計ですとか、あとは手順を決めるのに非常に有益ですので、そういう情報を今取ったと、取れているということになろうかと思います。

 さらにはその堆積物、デブリであるのかどうかについての情報についても今後、検討してまいりたいと思いますが、まずは今、このペデスタルの中のコンディションが分かったということが非常に大きいと思います。

北海道新聞:そういった意味では実際に中に入っての調査というのは、もうこのカメラ調査をもってしか、それ以上のことはできないということですね、例えばその中から何か資料を取り出してとかってことはできないってことですか。カメラがまあ、中で実際に行う、もう最大限の調査ということでしょうか。

岡村:最大限というふうには、申し上げるわけではありません。今、現時点でのこのA2調査のプログラムとしては今、まずはカメラ、そしてロボットということになろうかと思います。また、いろいろな検討を重ねながら何かサンプル調査、そういったものが必要となればそういった開発に着手していくということになろうかと思います。もうアクセスルートだとか、その向こうに行くまでの手順、そういったものは確立、ほぼできましたので、次はそういった別の試験等が必要であればまた考えていくということになろうかと思います。

北海道新聞:あとこれもこれまでのお話の中に今、比較的原形をとどめているということとか、非常に大きなステップだとか、それはそうだと思うんですけれども、一方でこれ、もともとのその5号機の正常な状態から比べるとかなり損傷していることは確かだと思いますし、一方で固まっているものなので、今後の取り出しっていうことは相当大変だなっていうことは素人ながらにも想像されるんですけれども、そういった難しい面での評価というか、どのように受け止めてらっしゃるのかっていうことをお聞かせください。

岡村:もちろん、これはもう教科書のない作業だっていうのはもともと、従前から申し上げています。非常に困難なデブリの取り出しの行為につきまして、いろいろな方面で協力をいただきながら、要素開発、それから現場のコンディションの確認。それから最終的にはどうやって処分するかと、どうやって保管するかと、そういったことも含めて複合的にやっているといったところが実態です。それぞれがいろんな形で困難さを持っていると思いますけれども、しっかりと一歩一歩、着実に前進していくということにつきましても、これもまた事実であるわけでして、今回、それが1つ進んだと。
 で、これで全てがというわけではございません。もちろんこの先、いろいろな要素技術の開発。また必要なデータの収集というものがあれば、それに向かってまた開発をして実施していくと。それの繰り返しになろうかと思います。ちょっとお答えになりますか。

北海道新聞:その意味で今日の画像をご覧になって、プラスの意味じゃなくて非常に大変だなっていうふうに感じたシーンとかありましたらちょっと。そういうふうに感じられたりしましたでしょうか。ちょっと今日の画像をご覧になってどう感じられたかっていうことを。本文:12,100文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

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最終更新:2/1(水) 16:37
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