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極寒の湖でひたすら待つ フィンランドの楽しみ“アイスフィッシング”

2/2(木) 17:55配信

THE PAGE

 日本で最も近いヨーロッパの国、フィンランド。“森と湖の国”と称される国とあって、国土の7割近くが森林、湖は10万以上にのぼるといわれる。実際、幹線道路を走っているとあちこちに大小の湖、池を目にする。
 
 途中、アイスフィッシングに興じる地元の人たちに出会った。男女年齢を問わずこの氷点下の中、色鮮やかな防寒着に身を包み、じっと糸の引きを待っている。

フォト・ジャーナル<“森と湖の国” 冬のフィンランドを行く>-倉谷清文第2回

 北欧の冬は極端に日が短い。そのため、屋外で過ごす時間が短くなり、家の中にいる時間が長くなる。北欧デザインのインテリア、ファッションには、機能的かつナチュラルなトーンのものが多い。また、色彩豊かでどこかあったかく感じられるのは、そんな室内の空間を彩り、快適に暮らそうとする環境から生まれたと言われている。

 カメラを構えていると、一人のおばあさんがこちらに気づき、周りの仲間に話しかけていた。それでも、毛嫌いする様子もなく笑顔で返してくれた。真っ赤なダウンジャケットがお似合いのおばあさんの笑顔、極寒のこの地でも自然に逆らわず楽しんでいるように思えた。

 湖に行く途中では、おぼつかない足取りの老人とすれ違った。こちらの心配をよそに、釣り上げた魚が入った袋を得意げに見せてくれた。

(2015年10~11月撮影)

最終更新:7/18(火) 16:20
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