ここから本文です

藤村俊二さんの訃報にアニメファンも涙 死の4日前には出演した映画「黒執事」が公開

2/1(水) 18:46配信

BuzzFeed Japan

俳優の藤村俊二さんが、1月25日20時45分頃、心不全のため死去した。82歳。突然の訃報にアニメファンの間でも悲しみは広がっている。

「おヒョイさん」と呼ばれ、親しまれた藤村さんの死を悲しんだ一人の漫画家がいる。枢やなさんだ。

枢やなさんはアニメ化もされた人気漫画「黒執事」の作者だ。登場キャラクター「タナカ」は藤村さんがモデル。藤村さんはアニメ化の際、タナカの声も務めている。

枢さんはこの日、ツイッターアカウントで「タナカは幼少より憧れの老紳士であった藤村俊二さんをモデルに作ったキャラでした。アニメでは藤村さんご本人に声を吹き込んで頂き、これ以上ないほど光栄でした。藤村さんなくして今の黒執事はありません。本当にありがとうございました。心からご冥福をお祈り致します」と追悼の言葉を寄せている。

藤村さんは黒執事の公式サイトのインタビューで、タナカを演じることに対し、次のように茶目っ気たっぷりに答えている。

「私はタナカほどハゲちゃいませんからね。もっと髪の毛がありますよ(笑)。最終回のころには僕の髪の毛もタナカくらいになっちゃうかな」


藤村さんの突然の死を「黒執事」ファンたちも悲しんでいる。

ツイッターでは「もうアニメ黒執事のタナカさんの声が聞けないのはとても悲しいです」「ドイツ編の日本刀で戦うタナカさんの所アニメで藤村さんの声で聞きたかったなぁ」などファンから悲しみの声が上がっている。

知的で軽妙洒脱な藤村さんは「黒執事」以外にも、映画「デスノート」のワタリ役など、数々の作品で執事役を演じてきた。執事役が多いことに、藤村さんは前述のインタビューの中で、次のように答えている。

「そうですね。何度も執事を演じてきたよ。よく言われるんだよ、執事みたいって(笑)。執事という仕事は、自分を抑えて、主人に仕えるという仕事だからね。しかも、全部を知っていながら、余計なことを言わない。大変な仕事ですよ」

死の4日前。1月21日に公開された劇場版アニメ「黒執事 Book of the Atlantic」に、藤村さんはタナカの役で出演。名執事はいまも映画の中で生きている。

最終更新:2/1(水) 19:03
BuzzFeed Japan