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時も音も止まった……フィンランド湖面の鏡が映す“雪の女王”の世界

2/9(木) 10:30配信

THE PAGE

 日本で最も近いヨーロッパの国、フィンランド。その首都ヘルシンキから飛行機で1時間弱、クーサモに向かった。ロシア国境に接し、フィンランドの北部ラップランド地方の入り口だ。
 
 フィンランドは国土のおよそ1割が水域で、湖の数は約19万あるという。

フォト・ジャーナル<“森と湖の国” 冬のフィンランドを行く>-倉谷清文第2回

 クーサモから北に20kmに位置するルカ。フィンランドではもちろん、ヨーロッパでも有名なスキーリゾートである。そこに向かう途中、立ち寄ったとある湖。ピンと張り詰めた湖面が、鏡のように対岸の起伏を映し出す。無音でモノトーンの静まり返った光景は、まるで時間が止まったかのようだ。

 ファインダーを覗きフレームを決める。その動きが唯一、時間経過を感じる瞬間だ。凍りはじめた水際にはうっすらと雪が積もっていた。そこは、あたかも同じ北欧のアンデルセンの童話「雪の女王」の世界観に迷い込んだかのようだった。

(2015年10~11月撮影)

最終更新:7/18(火) 16:21
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