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トランプ政権内に目立つゴールドマン・サックス出身者、GSってどんな会社?

2/7(火) 11:00配信

THE PAGE

 選挙期間中から中間層の味方であることを強調し、ウォール街と対立してきたはずのトランプ米大統領ですが、政権には多数のウォール街出身者が登用されています。特に名門と呼ばれるゴールドマン・サックス(GS)の出身者が目立ちます。同社は国際政治も操る金融機関と揶揄されますが、GSとはどのような会社なのでしょうか。

 トランプ氏は3日、リーマンショックの反省からオバマ政権が進めてきた金融機関に対する厳しい規制を見直す大統領令に署名しました。規制強化を目的としたドット・フランク法に基づく各種の規制を緩和し、金融機関が再び高リスク取引に参入できるようにするためです。

 一連の規制緩和は、GSをはじめとするウォール街の金融機関がトランプ氏に働きかけてきたものです。そしてトランプ政権には多数のGS出身者が名を連ねています。その筆頭は、財務長官に就任するスティーブン・ムニューチン氏と、経済政策の司令塔である国家経済会議(NEC)議長のゲーリー・コーン氏でしょう。

 ムニューチン氏は同社の元パートナー(経営幹部)で、父親も同社出身という生粋のサラブレットです。コーン氏の前職はGSの社長兼最高執行責任者(COO)で、同社のナンバー2というポジションでした。

 これだけではありません。トランプ政権には驚くべきGS出身者も名を連ねています。それは、首席戦略官・上級顧問に就任したスティーブン・バノン氏です。バノン氏は右翼ニュースサイトの経営者で、トランプ氏の選挙活動の中核を担っていました。一部からはその言動が人種差別的であるとして批判されています。

 同氏は海軍出身でその後、GSの投資銀行部門で働き、右翼ニュースサイトの経営者に転じました。GS出身者にはリベラル系が多いのですが、バノン氏は非常に珍しいケースといってよいでしょう。このほかにも、トランプ政権には多くのGS出身者が幹部として招聘されています。

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最終更新:2/14(火) 11:11
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