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「自画撮り」って知っていますか? 被害に悩む中高生に東京都が動いた

2/10(金) 14:42配信

BuzzFeed Japan

中学生や高校生に”いわゆる”「自画撮り」被害が相次いでいる。それを受け、東京都が全国で初めて規制に乗り出そうと、条例の改正も視野に協議に入る。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

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そもそも「自画撮り」ってなんだ。ネットでは、そんなコメントが上がった。

警察庁によると、「だまされたり、脅されたりして児童が自分の裸体を撮影させられ、その上で、メールなどで送らされること」を「自画撮り被害」というそうだ。

警察庁にデータがある。

2015年、警察庁が把握した児童ポルノの被害者数は905人。そのうち、種類別に見ると、自画撮り被害が最多で42%。376人が被害を受けていた。

自画撮り被害を受けた半数以上が中学生。

中学生が55%で最多で、高校生を含めると9割を超える。

被害者数は、右肩上がり。

そんな自画撮り被害は、年々増加している。約8割がSNSやプロフィールサイトなど出会い系を除いたコミュニティサイトによるものだ。

さらに、コミュニティサイトによる被害者のうち、スマホを使っていた人がほとんどで、その割合は毎年上昇している。

画像がネット上に流れれば、消すことは難しい。被害者を精神的に苦しませることになる。これを問題視した都は、全国で初めて本格的な対策に動こうとしている。

この日の定例会見で、小池百合子知事は、こう話した。

「ネットに画像が流れれば、将来にわたって子供を苦しめる深刻な状況になります。これまで有効な方策がなかったため、早急に検討しなければならない」

都によると、画像を送るように複数回求めた時点で取り締まりに動ける方向で検討。現状では、明らかな脅迫が見られない場合、検挙が困難だからだ。

2月21日に有識者らによる「青少年問題協議会」で話し合い、都の青少年健全育成条例の改正も考えながら、今夏にも結論を出したい、としている。

なぜ、警察庁は「自画撮り」という言葉を使っているのか。

BuzzFeed Newsに対し、広報担当者はこう話した。

「警察庁が決めた言葉です。しかし、このように称することについて、理由はありません」

最終更新:2/13(月) 14:50
BuzzFeed Japan