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「百日大荒行」129人成満 空腹、睡眠不足乗り越え 市川・中山法華経寺

2/11(土) 12:40配信

千葉日報オンライン

 千葉県市川市中山の日蓮宗大本山・中山法華経寺で10日早朝、伝統の「百日大荒行」が成満(じょうまん)を迎え、荒行僧129人が100日間に及ぶ過酷な修行を終えた。昨年11月1日に入行したのは130人。

 午前6時、聖俗の境目とされる瑞門(ずいもん)が開くと、修行を終えた僧たちが門をくぐって姿を現した。空腹や睡眠不足を乗り越えて無事にこの日を迎えた僧たちを出迎えようと、全国から大勢の家族や檀家らが境内に集まり、「お疲れ様」「おめでとう」とねぎらいの言葉を掛けていた。

 荒行中は午前2時に起床、1日7回冷水をかぶる「水行」や読経、写経に打ち込み、食事は朝夕2回、梅干し1個のおかゆで、睡眠時間は1日数時間程度という過酷な生活に耐えた僧たちは、ほおがこけ、顔は青白く、入行時に丸刈りだった頭髪やひげは長く伸びていた。

 名古屋市から駆け付けた檀家の女性(55)は「この日を楽しみにしてきた。修行を終えた僧が神々しく見えた」と晴れやかな表情で話した。