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牧野任祐F3ヨーロッパ参戦。「目標はF1王者。今年はスーパーライセンスを獲る」

2/13(月) 18:25配信

motorsport.com 日本版

 2016年は全日本F3にフル参戦、スーパーGTにもスポット参戦した牧野任祐は、今季ハイテック・ジーピー(HITECH GP)に加入し、F3ヨーロッパ選手権に挑戦する。

【写真】スーパーGTのGT500クラスデビュー戦ながら2位を獲得した牧野任祐(2016年タイラウンド)

 牧野はすでにシート合わせを完了し、イギリスでの住居も決まっているという。そして今は、シミュレータでのトレーニングに勤しんでいるところだ。

 ヨーロッパに渡るのは、牧野本人の希望でもあったという。それが叶い単身渡英する牧野は、今季の目標を「スーパーライセンスのポイントを獲得すること」であると語る。

「年間チャンピオンか2位になれば、スーパーライセンスの(獲得に必要な)ポイントを獲得することができます。それが、自分がやらなければいけないことだと思っています」

 スーパーライセンスを獲ること、それはイコールF1参戦を意味する。牧野は自身の目標について、次のように語る。

「F1のワールドチャンピオンになるのが、僕の目標なんです。そのためにはスーパーライセンスのポイントが高く、コースに慣れることができ、語学を習得することもできるヨーロッパに渡るのが、どう考えても一番の近道だと思いました」

「日本から直接F1に行けるかと言ったら、実際には難しいと思います。ならば向こうで名前を売るしかないです」

 牧野は幼少期からF1が好きで、将来の夢も”F1ドライバーになること”だったという。

「昔からレースが好きで、父親もレース好きだったんです。ずっとF1を見ていたので、小さい頃からF1ドライバーになりたかった。それはずっと変わっていないんです」

「(ミハエル)シューマッハーとか、今ならルイス・ハミルトンとかが好きですね。シンプルに、走り方がすごいと思います。針の穴を通すような走りをして、予選では一発で好タイムを記録する。ああいう走り方をしたいですね」

 牧野の”趣味”は、そのトレーニングに役立つ一石二鳥になっているという。

「僕の趣味はオンボードカメラ(の映像)を見ることなんです。ハミルトンの場合は、ギリギリまでブレーキを遅らせ、一番曲がるところでクルマを曲げている。それを真似することは、少なからずプラスになると思います」

 昨年、スポット参戦したスーパーGTで、すぐさま驚異的なパフォーマンスを発揮した牧野。そのキレと順応性は、新天地となるヨーロッパでどんな輝きを見せるのだろうか? そして自らの目標に一歩近づく、スーパーライセンス取得に必要なポイントを獲得することができるだろうか?

田中健一