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財務省「政権の関与はない」 大阪の国有地「9割引」報道

2/14(火) 6:30配信

BuzzFeed Japan

2月9日に朝日新聞が報じた「森友学園が大阪の国有地を適正価格の1割で購入していた」とされる記事。その土地にできる小学校の名誉校長が安倍晋三首相の妻・昭恵さんだったことなどから、売買の透明性に批判や疑念が集まっていた。これまで価格を公開していなかったが、報道を受け、突如公開に転じた財務省に見解を聞いた。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

財務省は「埋設物の撤去・処理費用である8億円を控除した」と説明。BuzzFeed Newsの取材に「適正な取引だった」と強調している。では、なぜ、非公表から公表へ転じたのか。なぜ、8億円もかかるのか。

まず、これまでの流れを振り返る。

件の学校法人「森友学園」は2016年6月、大阪府豊中市野田町の国有地約8770平方メートルを購入している。原則として公表されるはずの売却額は、非公表だった。

朝日新聞が2月9日に報じた「学校法人に大阪の国有地売却 価格非公表、近隣の1割か」という記事では、土地の価格が「売却額は同じ規模の近隣国有地の10分の1だった」と指摘している。

この土地には、森友学園が運営する「日本で初めてで唯一の神道の小学校」である「瑞穂の國記念小學院」が開校する予定だ。

小学校のサイトによると、名誉校長は安倍晋三首相の妻、昭恵さん。校長を務める籠池泰典氏は、政権にも近く、改憲運動を目指す保守団体「日本会議」の大阪支部役員だった。

なお、BuzzFeed Newsは朝日新聞の記事を引用する形で、「『愛国心』と『天皇国日本』が教育理念 9割引で国有地を買った小学校、名誉校長はあの人」という記事を掲載している。

これまで、財務省は豊中市議や朝日新聞の情報開示請求に応じていなかった。

しかし報道の翌日、突如として公開に転じた。

共産党の宮本徹衆院議員が公開した発表資料によると、土地の価格は報道の通り「1億3400万円」だ。ただ、これは地下埋設物(廃材及び生活ごみ)の撤去・処理費用である「8億1900万円」を控除した金額だという。

これまで価格を非公表にしていた理由としては、「地下埋設物の存在が周知されることにより小学校に入学する保護者等への風評リスクが懸念」され、学校法人から「契約金額を公表しないよう要請があった」と説明。

また、今になって価格を公表した理由は、「今般マスコミに報道された結果、非公表を継続した場合、国有地を不当に安く取得した等の誤解を受けるおそれがあると判断」した、としている。

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最終更新:2/14(火) 6:51
BuzzFeed Japan