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3470(さよなら)ポケベル 沖縄県内のサービス終了へ

2/19(日) 6:30配信

沖縄タイムス

 「0840(おはよう)」「724106(何してる? )」―。語呂合わせの数字メッセージや短い文章を受け取ることができる通信機器「ポケットベル(ポケベル)」。沖縄県内で唯一、ポケベル事業を続けていた沖縄テレメッセージ(那覇市)が今月にも、サービス提供を終える。県内では1982年11月から約34年にわたって、利用されてきたポケベルの歴史に幕が下りる。(社会部・浦崎直己)

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 同社はポケベル事業を終える手続きを進めており、早ければ2月いっぱいで終了する予定。

 ポケベルは68年に旧電電公社がサービスを開始。初期は呼び出しの電子音が鳴るだけだったが、数字やメッセージが届くように改良が進んだ。90年代にはポケベルをメインツールに使ったドラマ「ポケベルが鳴らなくて」(93年)の放送や「ベル友」という言葉も生まれ、女子高生を中心に大流行した。

 県内のポケベル事業は82年にNTT沖縄移動通信が開始。85年の通信自由化を経て、沖縄テレメッセージが87年12月に参入した。

 県内では95年度末にピークとなる12万600台が利用されたが、携帯電話の普及に伴い、契約者数が激減。2007年にドコモがサービスを終え、現在は全国で2社のみが事業を続け、県内では沖縄テレメッセージが唯一の提供者となっていた。

 中学3年生のころにポケベルを使っていたという稲垣貴之さん(37)=那覇市=は「まだ残っていたんだ。知らなかった」と驚く。「当時は女の子との連絡は家への電話かポケベルしかなかった。家には電話できなくて、とても役に立った」と懐かしそうに話した。

 ポケベルを知らないという那覇商業高校1年の前里伶奈さん(15)は「0840(おはよう)は読めたけど、14106(愛してる)は無理がある。数字でやりとりなんて想像できない。スマホやLINEがある今の時代でよかった」と話した。

最終更新:6/7(水) 9:15
沖縄タイムス