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「2日連続はおかしい」異変に気付く 男性の危機救った沖縄タイムス配達員に感謝状

2/19(日) 8:05配信

沖縄タイムス

 【与那原】たまった新聞で異変に気付き、自宅で倒れていた60代男性の救助につなげた沖縄タイムス大里南販売センターの従業員2人が16日、沖縄県警与那原署から感謝状を贈られた。上地栄子さん(68)と平良まりよさん(60)で、「当たり前のことをしただけ」「普段の目配り、気配りの大切さを痛感した」と話している。

 平良さんが今月8日午前5時ごろ、沖縄県南城市内の独り住まいの60代の男性宅に配達に行くと、新聞入れ袋に2日分の新聞がたまっていた。「取り忘れかもしれないけど、2日連続はおかしい」と、同地域に詳しい上地さんに相談した。

 上地さんが午前7時前に男性宅に着き、窓越しに寝室などを見たが姿は確認できなかった。上地さんの連絡で駆け付けた同センターの花城勇榮店主(47)が「寝室にいないなら他の場所かもしれない」とさらに屋外から見回っていると、うめき声が聞こえ、トイレで倒れている男性を発見した。

 その後、男性宅に入り、汚れた体を拭くと共に、いすに座らせて着替えさせた。男性は、島尻消防救急隊員の質問に「いつ倒れたかや原因は分からない」などと答えた。現在は、病院に入院中という。

 感謝状贈呈式で、仲地隆穂署長は「大切な命を救った。大変感謝している」と激励。緊張した2人に、整列した署員から拍手が送られた。

 沖縄タイムス販売店会連合会では、昨年3月から本紙購読者を対象に「高齢者見守りサービス」を実施している。

最終更新:6/29(木) 12:10
沖縄タイムス