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生乳生産量 6カ月連続前年割れ テレビ効果で飲用向け増加

2/20(月) 7:00配信

日本農業新聞

 中央酪農会議(中酪)は、1月の指定団体の販売受託数量(生産量)を発表した。全国の生産量は前年同月比1.4%減となり、6カ月連続で前年を下回った。用途別では、テレビ番組の影響とみられる需要増を受け、飲用向けが3%増。北海道も飲用に仕向けたため、脱脂粉乳・バター向けが前年比11.8%減った。

 1月の全国の生産量は59万4406トン。北海道は前年同月比1.7%減の31万6898トン、都府県は1.1%減の27万7508トンだった。北海道は昨夏の台風被害などの影響が長期化している。Jミルクが1月に発表した見通しでは、北海道の生産量が前年を上回るのは9月以降となる。

 昨年4月~今年1月の累計生産量は、全国で590万5772トンと前年同期比0.4%減。北海道は0.3%増の318万3397トン、都府県は1.3%減の272万2375トンとなっている。中酪は、2016年度通期でも前年度割れが避けられないとみる。

 用途別では、飲用向けが前年同月比3%増で、北海道では11.6%増、都府県も0.7%増だった。一方、脱脂粉乳やバター向けは12.6%減。北海道も飲用に仕向けた影響で11.8%減った。年末年始に、テレビ番組で機能性が紹介され、飲用牛乳の需要が一時的に高まったためとみられる。

日本農業新聞

最終更新:2/20(月) 7:00
日本農業新聞